夜間飛行の機窓撮影に初挑戦した記録。羽田空港→台北(松山)空港(JAL Boeing 767-300)
機窓撮影の2回目のチャレンジは、
台湾・台北(松山)空港行き。しかも夜間飛行。
撮影はしましたが、普通のデジカメで夜間撮影をするのは、なかなか難しい。台湾での着陸態勢に入ってからは、試しにスマホカメラで撮影してみたところ、こちらの方がくっきりと撮影出来ました。デジカメの方が基本性能が良いはずなんですが、露出などの設定の問題ですかねー。
また、見えている場所がどこかをGoogleMapなどを駆使して調べ上げていますが、これもまた夜間は難しい。
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光りがなくて、真っ暗な広いエリア。大きな川に真っすぐの橋があるのかと思いきや(図1)、実際、この道の周りは田んぼでした(図2)。
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こんな場所があるのでますます確定は困難。さらに台湾の地理事情も良く分かっていないので、推測もままなりません。
ただ、この調査で台北周辺の航空写真をガッツリみましたので、今では、ずいぶん良く分かってきたと感じます。
比較的うまく撮れた所だけを繋ぎ合わせて、離陸シーンと着陸シーンを中心に動画をまとめましたので、よかったらご覧ください。
台北の流れる夜景!羽田から台北に向かう夜間飛行の旅[機窓撮影](JAL Boeing 767-300) NIGHT FLIGHT from Tokyo to Taipei.
YouTubeのタイムライン
羽田空港18:32離陸→台北(松山)空港20:17[日本時間21:17]着陸
(定刻:2017年10月1日(日)18:15発→20:55着[日本時間21:55])
日本
0:07 アナウンス
1:37 滑走開始
2:08 離陸(2017/10/1 18:32)
2:24 川崎市
2:45 京浜運河
3:00 横浜ランドマークタワー(70階建て/高さ296.33m)(横浜市みなとみらい)
3:14 横浜ベイブリッジ
3:33 東京湾
台湾
4:43 台湾上空
4:57 台北市(北投区)
5:28 新北市
5:32 関渡大橋
5:54 新北市(蘆洲区)
6:27 新北市(泰山区)
7:12 着陸態勢
7:20 新北市(新荘区)
8:43 淡水河(新北市→台北市)
9:38 着陸(2017/10/1 20:17[日本時間 21:17])
10:04 台北101(101階建て/高さ509.2m)(台北市信義区)
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離陸から着陸まで「機窓撮影」に初挑戦した記録。福岡空港→羽田空港(ANA Boeing 777-200)
離陸から着陸まで「機窓撮影」に初挑戦したのは2017年のこと。
その少し前、久しぶりに飛行機に乗ったとき、2014年秋の規制緩和で飛行機搭乗中の離着陸時でもデジタルカメラでの撮影が可能と知りました。これまで、
などの機窓短編集は公開してきましたが、離陸時の地表から離れていくワクワク感や着陸時の緊張感など、常々、撮影出来たらいいのにと思っていたこともあり、九州に飛行機で出掛ける機会に、なんとか窓側の座席を確保して撮影しました。このときに初めて撮影した離陸・着陸動画について紹介したいと思います。
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撮影したのは福岡空港から羽田空港までの飛行時間90分のうち約60分間。そのまま公開しても、おもしろくないので、機窓の景色から見ることのできる地形と Google Map の航空写真と見比べ、見える地域を特定し、その地域や島の名称などを動画に重ねてみました。
いつも機窓から見下ろして、ここはどこかなーと思っていました。
なかなか苦労しましたが、どこの上空を飛行しているのかを把握することは楽しさの原点なので、飛行ルートをイメージし、経過時間も考慮して、この辺りではないかと頑張って探してみました。川や湖、半島が大きなヒントになりました。角度が異なる地図とニラメッコして、ここだ!という場所が見つかったときは歓喜の叫びです。
ではまず、写真を見ながら。
[機窓撮影]福岡空港→羽田空港(ANA Boeing 777-200)
2017年9月10日(日) ANA260便 座席31A
福岡空港16:58離陸→羽田空港18:28着陸(定刻:16:20発→18:10着)
窓側の座席は最後の1席でした。31Aという席です。前後が3列並びのシートですが、ここだけは2列の並び。なにか支障があるのではとも心配しましたが、窓もあるし、リクライニングもできて問題なし。むしろフルリクライニングしても迷惑にならないのはよい。おそらく、すぐ後ろが赤ちゃんもつれていける広めのトイレになっているので、アクセスを良くするためなのかもしれません。
このようなトイレに近いからか、周囲には何人か赤ちゃんがいました。ひとりが泣けば、少し離れたシートにいる赤ちゃんがつられて泣くといった現象も動画の音声に入っています。
↑ この場所を特定するのが、一番苦労しました。「篠栗町」よく覚えておこう。
主翼が視界を遮ると邪魔かも、とも思いましたが、主翼があるからこそ空を飛んでいるリアルな感覚が得られたり、フラップやエルロンの動きも見ることができ、それもまた一興です。
主翼にはフラップやエルロンなど動く部分がありますが、ちょうどその解説されているブログを見つけましたので、参考に紹介しておきます!
YouTubeのタイムライン
◆Scene01(福岡空港誘導路/離陸)[0:00~12:55]
1:19 滑走開始
1:57 離陸(2017/9/10 16:59)
3:03 博多湾
5:30 福岡県糟屋郡篠栗町
9:17 アナウンス
◆Scene02(瀬戸内海) [12:55~26:00]
13:41 愛媛県今治市~しまなみ海道
15:51 愛媛県西条市~新居浜市
20:16 岡山県倉敷市
20:25 瀬戸大橋
23:22 小豆島(2017/9/10 17:29)
25:26 徳島県鳴門市~西島・家島・男鹿島を望む
◆Scene03(紀伊山地~三河湾~浜名湖~伊豆半島~房総半島) [26:00~51:42]
30:02 紀伊山地
31:29 知多半島・渥美半島・三河湾(2017/9/10 17:44)
32:15 愛知県豊橋市
32:58 浜名湖
38:40 夕日
43:07 伊豆半島(2017/9/10 17:57)
43:43 静岡県下田市
44:25 静岡県河津町
47:05 伊豆大島
47:44 千葉県館山市(房総半島)
49:40 千葉県鴨川市(房総半島)(2017/9/10 18:12)
◆Scene04(着陸態勢:千葉県市原市~羽田空港) [51:42~1:04:59]
51:44 高滝湖(千葉県市原市)(2017/9/10 18:16)
53:50 山倉ダム(千葉県市原市)
55:56 千葉県市原市(市街地)
1:02:22 着陸(2017/9/10 18:26)
1:03:01 アナウンス
福岡空港→羽田空港(ANA Boeing 777 200)[機窓撮影]
みどころだけ撮っておこうと思いつつ、結局、飛行時間の3分の2ぐらいデジカメを構えていました。フルリクライニングもせず。
着陸直前でカメラの電池マークが赤色点滅になったときは焦りましたが、ギリギリ撮影できてよかったです。
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あー、また旅に出たいなあ。
これまでに行った主な船旅を紹介します!
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謎の東京行き。深夜のJR中央・総武線 各駅停車(オレンジ色E233系)はどこを走って東京駅にいくのか。
中央・総武線(各駅停車)ホームに謎の東京行きが!
JR新宿駅で中央・総武線(各駅停車)を待っていると、いつもは秋葉原・千葉方面に向かうはずなのに【東京行き】がやってきました。
いつもは黄色の中央・総武線各駅停車(E231系)が走る13番線ホームに、中央線快速でおなじみのオレンジ色車両(E233系)が東京行きとして登場。
よくよく時刻表をみると深夜の時間帯はすべて東京行きになっています。
そこで今回、どこで千葉方面行きの線路から、東京方面の線路に変わるのかを調べてみました。
どこを走って東京駅に行くのか。
そして、
車両先頭から眺めていてとうとう発見しました!
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画像が暗くてスミマセン。光が反射する線路を頼りに見てみると分岐があることが分かります。この分岐を渡り、進行方面を変えたことが分かりました。
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これは分岐点を近くの橋から見下ろしてみた様子。
中央・総武線各駅停車は、まっすぐ進むべきところを中央線快速の線路に分岐しています。
薄暗い写真ですが、ここ、どこだか分かりましたか?
難しい。ぜんぜん分からん。
正解は、下の動画の中で!
謎の東京行き。深夜のJR中央・総武線[各駅停車]。どこを走っていくのか?
謎の東京行きが走るルートは・・・
動画を見ないと分からないというのも何なので、正解を書いておきますと、
です。上の写真を撮影した橋は御茶ノ水橋。JR線と外濠に掛かる橋です。動画では
- 0:00 新宿駅ホーム
- 0:42 前面展望にて線路の分岐点を探す
- 1:19 御茶ノ水駅到着ホームに関するアナウンス
- 2:58 明るい状態で分岐点をみてみる(前面展望)
- 4:06 分岐点を近くの橋から見下ろしてみる
- 5:51 分岐をゆっくり走行するシーン
という流れで収録していますので、お時間がありましたら見てみてください。
もうひとつの謎。中央・総武線各停が本線上で次々と折り返し運転。
謎の東京行きを調べるために、御茶ノ水橋から列車を見下ろしていたら、もうひとつ気になったことが。
それは、黄色の中央・総武線各駅停車が御茶ノ水駅から水道橋方面へノソノソと出てきたかと思いきや、しばらく移動して停車。少し時間をおいて、逆走をはじめるのです。
逆走といっても、御茶ノ水橋の真下当たりの分岐で、秋葉原・千葉方面へ向かう線路に渡っていくのですが。
新宿方面から来たオレンジ色の電車は東京駅で折り返し、千葉方面から来た黄色の電車は御茶ノ水駅で折り返しているようです。
その様子も動画にしておきました。
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本線上で折り返し運転をするJR中央・総武線各駅停車(お茶の水橋から撮影)
どうも、車両基地にもどるための運用のようですね。なるほど。
結構、複雑な運用。滅多に深夜帯の電車には乗らないので貴重な体験ができました。
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この桜吹雪🌸が目に入らぬか~[皇居・千鳥ヶ淵(東京都千代田区)]
平成最後の桜は、咲き始めの気温が低かったこと、雨や風が少なかったことなどがよかったのか、比較的長く10日間ぐらい楽しめました。
週末にお花見するほか、早起きして通勤前に何度か足を運ぶなど、今年はずいぶん堪能しました。七分咲きから、満開まで写真や動画を撮っていると、最後にチャレンジしたくなるのが、【桜吹雪】と【花びらの絨毯】。足しげく通った結果、なんとかこの二つのシーンを撮影できたので紹介します。
念願の桜吹雪に出会う!
2019年4月9日(火)の早朝に撮影しました。この3日前の週末は満開を過ぎ、花びらもチラホラ落ちつつありましたが、吹雪くところまではいかず。
また、月曜日の雨で散ってしまったかとも心配しましたが、なんとか平成最後の桜吹雪に出会うことができました。
やったね!
桜吹雪 Cherry Blossoms Blizzard[皇居・千鳥ヶ淵(東京都千代田区)] Tokyo Sakura - cherry-blossom - viewing
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散りゆく桜の花びらの水面を水鳥がゆく。スワンボートもゆく。
桜吹雪の3日前、4月6日(土)の朝、ちらほらと散りかけていた桜の花びらは、千鳥ヶ淵一面とはいきませんが、数か所で花びらの絨毯ができていました。
ここで出会ったのが、先日紹介したオオバン(大鷭)という水鳥。花びらの絨毯に黒色の体が映えていました。
このほかスワンボートも花びらの絨毯にひと筋の跡を残しながら進んでいました。
ボート乗り場の営業開始直前で、スタッフの方が準備をされていたタイミング。まだ誰も乱していない花びらの絨毯にスワンボート。この瞬間は貴重かも。
散りゆく桜の花びらの水面を水鳥がゆく。スワンボートもゆく。[皇居・千鳥ヶ淵/2019年4月撮影] Tokyo Sakura - cherry-blossom - viewing
鏡のような水面。水鳥の楽園。早朝の静かな千鳥ヶ淵はおすすめ。
花びらの絨毯に出会えたこの日、本当は桜吹雪を期待していました。
しかし、だいぶ散りかけていたものの、風がほとんどなく、結果的には桜吹雪にはならず。でも、水面が鏡のようになって桜が映っていたのは収穫です。
いつもは多くの花見客とボートでにぎやかな千鳥ヶ淵も早朝は静か。
風がほとんどなく鏡のような水面。
内濠を縦横無尽に泳ぎ回り、一生懸命にえさを探す水鳥たち。
落ち着いて自然を楽しむなら、早朝に限ります!
週末でも早朝は千鳥ヶ淵緑道も空いているので、おススメ。次回、令和最初のお花見はぜひ早朝に!
【お花見】鏡のような水面。水鳥の楽園。早朝の静かな千鳥ヶ淵(東京都千代田区) Tokyo Sakura - cherry-blossom - viewing
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東京都心の水鳥の楽園[皇居・千鳥ヶ淵/市ヶ谷・新見附濠(外濠)]
東京都心といっても、緑や水辺がたくさんあります。今回、お花見をしていて、たくさんの水鳥を見かけました。今日はその水鳥たちを紹介します。
- 黒い水鳥・オオバン 大鷭[皇居・千鳥ヶ淵]
- クルクル回ったり集団行動したり・ハシビロガモ[東京・新見附濠(外濠)]
- 赤首の水鳥・カイツブリ 鳰[東京・新見附濠(外濠)]
- 花の蜜をついばむ ヒヨドリ[皇居・千鳥ヶ淵]
黒い水鳥・オオバン 大鷭[皇居・千鳥ヶ淵]
この黒色の鴨はなんだ!と思って調べたら鴨じゃないんですね。
ツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥類・オオバン(大鷭/学名:Fulica atra/英名:coot)というようです。
マガモやカルガモは、カモ目カモ科マガモ属なんですが、この鳥はツル目。見た目はツルというよりカモなんですけどねー。
一生懸命、泳ぐ姿が気に入っています。
クールでかっこいい!
おでこの白いのは花びらじゃないで。
黒い水鳥・オオバン 大鷭(学名:Fulica atra/英名:coot)[皇居・千鳥ヶ淵/2019年4月撮影]
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クルクル回ったり集団行動したり・ハシビロガモ[東京・新見附濠(外濠)]
ぐるぐると水面を回っているハシビロガモ[カモ目カモ科マガモ属](学名:Anas clypeata/英名:Shoveler)のツガイがあちらこちらに。渦巻き採食といって、渦を作ってプランクトンを集めているとか。
そのほか、20羽近くの鴨が集団で移動したり、縄張り争いしたり、羽繕いしたり。
飛び立つ姿も動画に収めることができました。
緑色の頭の鴨がオス。茶色がメス。
オスはこの時期、夏羽(生殖羽、繁殖羽)と呼ばれる状態で、メスにアピールするよう派手な色をしていますが、繁殖期が終われば、メスと似たような冬羽(エクリプス)になるようです。
複数のツガイがくるくる回っているのは、まるで社交ダンスみたい。
桜の外濠。カモたちがクルクル回ったり、集団行動したり。(ハシビロガモ/渦巻き採食)[東京・新見附濠(外濠)/2019年4月撮影] Shoveler in Tokyo, Japan.
赤首の水鳥・カイツブリ 鳰[東京・新見附濠(外濠)]
ハシビロガモの社交ダンスを楽しんでいると、雰囲気の違う水鳥が登場。首が赤いこの水鳥、調べたところカイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属だそうです。これもまた、カモとはまったく異なる種の水鳥なんですね。
小さい水鳥なのでカモの子どもだと思っていました。
赤首の水鳥・カイツブリ 鳰(学名:Tachybaptus ruficollis/英名:Little grebe)[東京・新見附濠(外濠)/2019年4月撮影]
花の蜜をついばむ ヒヨドリ[皇居・千鳥ヶ淵]
ヒヨドリは水鳥ではないですが、同じ時期に撮影できたので、ついでに先日書いたブログを紹介しておきます。
それにしても、都会の真ん中なのに、たくさんの鳥たちがいるんですね!
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大きく2つある桜の楽しみ方
桜の楽しみ方は大きく2つ。
一つは景色の中に溶け込む木としての桜。
もうひとつの楽しみ方は花としての桜。
ぐぐっと桜に寄って、ひとつひとつの花にフォーカスしてみると景色としての桜とは違った魅力を感じます。
青空に映える桜。
幹で咲く桜。
菜の花に寄り添う桜。
ヒヨドリのいる桜。
接写・望遠でみる桜の花びら(千鳥ヶ淵・外濠公園・靖国神社[東京都千代田区]) Tokyo Sakura - cherry-blossom - viewing
桜はいろいろな楽しみ方があっていいですね。
ほかにも、宴会とかあるけどな!
ちなみに、動画・静止画ともにカメラはコンパクトデジカメ(Panasonic LUMIX TZ90)を使っています。遠くの花を拡大して撮影するには、光学30倍ズームは重宝しています。
パナソニック コンパクトデジタルカメラ ルミックス TZ90 光学30倍 シルバー DC-TZ90-S
- 出版社/メーカー: パナソニック
- 発売日: 2017/06/15
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