かっきぃーの雑記帳

おもしろき こともなき世に おもしろく

モノの見方

飛行機から地上の景色を楽しもうとするも分厚い雲がジャマをする


雲海をゆく。羽田空港→福岡空港の機窓撮影80分ノーカットで。

 

これは以前、羽田空港から福岡空港に向かうJAL313便(Boeing 777-246)に乗ったときに撮影した動画。いい感じの富士山ビューが楽しめそうなルートを飛行するので、楽しみにしていましたが、あいにくの雨模様。

離陸して数分経つと雲の中。そして、15分もすると雲の上に出るのですが、それから着陸寸前まで、ずーっと雲の上。

富士山ビューや空からの街並み、日本の山々を撮影する絶好のタイミングで、楽しみにしていましたが、眼下に見えるのは雲のみ。

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ただ、撮影している時は「もしかしたら、雲の切れ目から街並みが見えるかも!」と期待し、カメラを止めずに着陸まで撮り続けました。結果的には、一度も雲が切れることはなく、終始分厚い雲の上。

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見渡す限りの雲海が広がる!

しかし気付きました。雲海の上を飛んでいることに。昔、雲海を見たくて富士山の5合目を目指し、クルマで登ったものの結局は見えなくて残念な思いをしたことがあります。

その雲海が今は贅沢なほど眼下に広がっています。

雲が多くて地上の景色が楽しめないからといって残念がるのではなく、地上にいる時はなかなか見ることが難しい雲海がこれでもか!というほど楽しめるという見方もあるのではないか。

そう思ってみると、残念な気持ちが楽しい気持ちに変わってきました。

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雲海の下は見えないが見える 

さらには、Flightradar24( https://www.flightradar24.com/  )を駆使し、いくつかの地点の位置と高度、飛行速度を書き入れてみました。そうすると、雲の下は見えないもののこの辺りが京都かー、なんて見えた気になってきます。

詳しくは下記のタイムラインをどうぞ!

JAL313便 Boeing 777-246
羽田空港10:42離陸→福岡空港12:02着陸
2018年9月14日(金)

■タイムライン
0:17 滑走開始
0:48 離陸
12:56 富士山付近上空(富士吉田市)[雲上]
17:03 Cathay Pacificと並走バトル
[推定]Cathay Pacific CX855 Airbus A350-941
 VANCOUVER → HONG KONG
 40,000FT/約12,190m
 450KTS/約830km/h
24:45 名古屋上空(小牧市)[雲上]
33:48 京都上空(南丹市)[雲上]
54:49 広島上空(広島市)[雲上]
1:06:50 下関上空[雲上]
1:11:47 宗像市沖上空[雲上]
1:16:21 相島(福岡県糟屋郡新宮町)
1:18:52 福岡市東区
1:21:16 福岡市博多区
1:21:38 着陸
1:22:34 着陸後のアナウンス

 

「Cathay Pacificと並走バトル」というのも書きました。詳しくは動画を見ていただければと思いますが、雲の上で並走する別の飛行機を見つけたんですねー。

それは貴重!

これも雲海上でほかに見るべきものがない状況で、かつ、背景が青と白の2色だけだったので見つけやすかったのかもしれません。

モノの見方を変えれば、価値が変わる!

このように、一見残念な出来事でも、モノの見方を変えてみると、楽しいものに変わったり、新しい発見があることもあります。

視点を変えることで新しいアイデアや展開が待っていることに、改めて気づいた出来事でした。 

 

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今週のお題「わたしと乗り物」