エンジンの響きが気持ちよかった MIRAGE ASTI RX versionR(三菱自動車)
就職して初めて買ったクルマが MIRAGE ASTI RX versionR(三菱自動車)。
175ps/7750rpm、17.0kg・m/7000rpmの性能を持つ1.6L MIVECエンジンと5M/Tスポーツタイプクロスミッション、1070kgという軽い車体がうまくマッチングして、くいっくいっと元気で楽しく、気持ちのよい走りをするクルマでした。
- MIRAGE ASTI RX versionRを選んだ理由
- ならし運転は本格林道クリスタルライン(山梨市エリア)へ
- MIRAGE ASTI と行ったいろいろな旅の記録
- ジムカーナ・チャレンジ!
- 2速で引っ張るとエンジンの回転数が上がって気持ち良くなる
- 「くいっくいっ、ぎゅーん」
MIRAGE ASTI RX versionRを選んだ理由
大学時代は原付ライダーで関西圏を中心に東海・四国・九州あたりまでをフィールドに、山や林道、海岸沿いなど自然を楽しむルートを好んで走っていました。
原付ツーリングがやめられない理由に、
- 山や林道、海岸沿いなど走り、雄大な自然の景色を楽しめること
- マシンの特徴を活かし、運転する楽しさを感じること
- 初めての道を走り、自らのフィールドが広がるチャレンジができること
が挙げられます。クルマを買ったとしても、これらを踏襲し、むしろ発展できるようなクルマを探していました。そこで、出てきた候補はこの MIRAGE ASTI RX versionR。もう一つ候補になったのが、パジェロイオ。
ニューモデル速報 第229弾 MITSUBISHIパジェロ・イオのすべて
- 作者: 三栄書房
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2015/03/18
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この2つ、まったく方向性が異なるクルマ。だけど、どちらのクルマも、上に挙げた3つの 私のポイントを満足します。2つ目のポイントは「くいっくいっ、ぎゅいーん」と快走するか、悪路であっても地に足をつけて「ぐいぐい」走るかの違いはありますが、どちらも好み。
悩みました。
そして最終的には、ミラージュ・アスティを選びました。2ドアクーペだったり、ランエボ譲りの(ちょっと恥ずかしいぐらいの)派手なリアスポイラーがついていたり、マニュアル・トランスミッションだったりで、若い時でないと乗れないかな、と思ったので。
ならし運転は本格林道クリスタルライン(山梨市エリア)へ
納車して次の日、ならし運転をするぞと山梨の林道・クリスタルラインへいそいそと。
マニュアル・トランスミッションも教習所以来の運転経験はほとんど皆無で、納車の数日前に友人のパジェロ(M/T車)を運転させてもらった程度。マニュアルの練習も兼ねて、 335kmのならし運転の旅に出掛けました。一応、マニュアルの運転がお手上げになったときのことも考え、マニュアル運転がベテランのパジェロユーザー・カズも同伴。
山梨市側からクリスタルラインに入り、途中から北に分岐。峰越林道を北上すると途中から、舗装路面ではなくなり、砂利道、そして、ガレ道となり、タイヤを心配していると、前日の雨の影響なのか今度は ぬかるみに。このあたりが限界かとUターンするも、ぬかるみにはまって、タイヤは空回り。2速にしてみたりしながら、なんとか自力で脱出。
上のノートは納車以降、ガソリンを入れたり、オイル交換をしたり、旅に出た時の情報などをメモした記録ノート。このならし運転の旅、ガレ道・ぬかるみ道で試練を乗り越えた記憶しかなくて、どこをどれぐらい走ったかまでは憶えていませんでしたが、この記録のおかげで、たどることができました。どうも、山梨名物ほうとう も食べたようです。
さらに、この記録ノートと以前紹介した『 旅の思い出を記録に残す 』で残したルートを照らし合わせて、峰越林道の途中まで走ったことを確認したわけです。
今はGoogleStreetViewという大変便利なツールがあるので、2018年になった今の峰越林道を見てみると、ちゃんと舗装されていました。大弛峠まで舗装されたようです。また、看板によると「林道・川上牧丘線」と書いてありますので、そちらが正式名称かもしれません。
そのあと、(おそらく、ほうとうを食べて、)なんとか寮まで帰りつくことができ、ぬかるみでドロドロになったタイヤ回りを含めて洗車して旅は終了。初日ドライブにしては過酷な旅でした。
下の写真はいつどこで撮影したのか不明で、ならし運転の旅のものかどうかも分かりませんが、イメージが似ているので、載せておきます。
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MIRAGE ASTI と行ったいろいろな旅の記録
慣らし運転の旅を皮切りに、津々浦々、庭を広げていきました。そのうち、3つほど旅行記の骨子ができていますので、近いうちに公開をしたいと考えています。
- 佐野・喜多方ラーメンを味わう1泊2日1000kmの旅(2000.6)
- 20世紀最後の新蕎麦を堪能する信州2人旅(2000.10)
- 銚子・犬吠崎・海ほたるドライブ(2001.6)
このほか、旅行記が書けるほどの情報整理ができていませんが、
- 川崎~京都いろんなルートを走るシリーズ
- 鬼怒川・日光、とちぎの旅
- はじめてのアクアライン
- 房総半島ぐるり一周
- 三浦半島へマグロを食べに行く
- 紀伊半島縦断 紀伊山地を貫く
- 中山道をいく
- くねくねが楽しめる中国道派?それとも、スムーズな山陽道派?
- 飛騨高山・白川郷、乗鞍スカイラインの旅
「川崎~京都いろんなルートを走る」シリーズでは
- 初めての東名・名神高速編
- とぎれとぎれの伊勢湾岸道を走りつなぐ編
- 高速道路と勘違いしてはいけない自動車道・名阪国道編
- お盆初めの東名・名神高速14時間の旅編
- フル一般道で行く編
- クルマでだってフェリーに乗りたい!伊勢湾フェリー編
- 南アルプス北上チャレンジ(若干痛手あり)編
のように記録ノートとうっすらした記憶をたどるとざっとこれだけのネタのタネがありました。冒頭の3つはすでに大枠はできているので近日公開予定ですが、それ以外についてはライフワークとして、気が向いたらそのうち書いていきたいと思います。
完成する日は来ないな。きっと。
リクエストがあれば優先的に記事化を考えます!
ジムカーナ・チャレンジ!
1度だけジムカーナという競技を体験しました。会社の同期にベテランがいたので一緒に参加させてもらいました。
ジムカーナとは、広い場所にパイロンをおいて、あらかじめ決められた走行ルートに従って走り、そのタイムを競うという競技。
もともとアクティブな仕様のクルマだったので、ノーマルで参戦。ベテランの友人たちはタイヤを積んでいって、現場で履き替えるぐらいの本格派。それ以外にもいろいろと改造しています。
そして、下の絵がその走行ルート。
私のベストスコアは1分5秒15。ベテランさんは余裕で1分は切っていたと思います。確か。日常の運転ではやらない急加速と急減速。減速の勢いで前輪のサスペンションが沈み込んだ状態でハンドルを切ると、おもしろいようにクルマの後輪がすべって、まるでゲームみたいでした。大興奮。
レース途中、なにかの具合で停車してしまった時、エンジンは動いているにもかかわらず、エンジンが止まったように音が聞こえなくなるほど、興奮して運転に集中していました。
競技運転をしたのは、これが最初で最後ですが、テレビゲームでは味わえないホンモノの体験でした。
競技運転ではなくて、競技【風】運転ね。ちみの場合は。
2速で引っ張るとエンジンの回転数が上がって気持ち良くなる
一番気に入っているのは2速。2速で7000rpmまでエンジンを回すと時速80kmぐらいになる計算。4000rpmで時速45km。この4000rpm~7000rpmぐらいが気持ちいい。
3000rpmを超えるぐらいからエンジン音が ぎゅいーーん な感じになり、加速も気持ちよくなる。アクセルから足を離すと、エンジンブレーキもよく効き、クルマを操作している感が半端ない。
山坂道を走る時は、登りも下りも、ほぼ2速。加速や操作性がいいのに加えて、 ぎゅいーーん なエンジン音も気持ちいい。
高速道路で一般道から合流する時も、時速80kmぐらいまでは2速で引っ張る。巡航するときは、4速~5速ですが、追い越しなど よし行くぞ!というときは3速。一般道でいう2速の加速・操作性・エンジン音。
シフトチェンジの手ごたえも、しっくりくる力加減で楽しい。
「くいっくいっ、ぎゅーん」
「くいっくいっ、ぎゅーん」なんて貧相な表現だと、伝わらないですねー。ちょうどよさそうなYouTube動画を見つけましたので、紹介しておきます。この動画のモデルはトランクの部分がないハッチバックというカタチですが、ベースはほぼ同じなので、イメージは伝わると思います。こんな感じのエンジンサウンドでした。懐かしい。
1996 Mitsubishi Mirage Cyborg Review (1/4)
1996 Mitsubishi Mirage Cyborg Review (2/4)
そうそう、これこれ。こんな感じ。
そんな乗っていて気持ちよくて楽しい MIRAGE ASTI RX versionR でしたが、引っ越しを機に駐車場などの維持費増のため泣く泣く手放すことに。2004年11月に売却。名古屋方面の方が次のユーザーになったそうです。それから14年。さすがにもう廃車になっていると思いますが、私の初めて手に入れたよい相棒でした。
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#MIRAGE #CJ4A #関越スポーツランド