【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~(その3):箱根を越えたい!
遠州大砂丘
ヒロシ邸を出発し、まずは国道150号を走ります。国道150号は海岸線を走る国道ですが、天竜川河口の西側から御前崎付近までの約50kmにわたり、中田島砂丘、千浜砂丘、浜岡砂丘と連なる遠州大砂丘があり、その砂丘にそって植えられた防風林のため、国道を走りながら海をみることはできません。ただ、ちょっと立ち寄り、この防風林を抜けると広大な砂丘と広い海に出会えます。
せっかくなので、波打ち際までいってペットボトルに海水を採取。すると、体長7mmぐらいの小海老が数匹迷い込んでいました。この小海老は旅のお供に連れていくことになりました。ただ、靴が波が覆いかぶさり濡れてしまうことに。あーなんてこったい。
東海道をゆく
再び国道に戻り御前崎を目指します。この国道は流れがよくて走っていて気持ちの良い道。濡れた靴を荷台に固定して走っているうちにすぐに渇きました。
御前崎経由で東進すると再び国道1号線に合流。由比の手前は海岸と山の間隔が狭く、ほんの100mぐらいの幅の中にJR東海道線、東海道新幹線、名神高速、そして国道1号とが肩を寄せ合って走っているため、国道1号も路肩が狭く、なかなか緊張するひととき。
JR由比駅までいくと、国道1号に並行して走る旧東海道(県道396号)にエスケープ。やっぱり、原付ツーリングには旧道がいいですね。周囲のクルマを気にするストレスも少ないし、何より風情やゆとりがあり、走っている楽しさを感じることができる。途中、富士市付近では「おにぎり屋」を見つけ、遅めのランチタイムも。
沼津からはまたまた国道1号へ。国道1号は大阪梅田から東京日本橋を結ぶ東海道であるため、道をそれても基本は東海道。箱根の山越えも国道1号で行きます。夕焼けを背に、ひたすら蛇行する道路を駆けのぼります。富士見平ドライブインまで来ると、暗くなってくるとともに、かなり深い霧に。
スポンサーリンク
そして、箱根へ
少し休憩して、いよいよ箱根峠越え(846m)。芦ノ湖のどこかが分からないまま、箱根湯本までたどり着きました。
ようやくたどり着いた箱根。奥湯本温泉郷・天山一休にて、疲れた身体を休めます。休憩所も完備されているので、ゆっくりと休憩ができ助かりました。かなり疲れがたまっていたのか、結局閉店ギリギリまでお世話になりました。
温泉を後に小田原まで走った後は、寝床さがし。といっても、今夜は野宿なので、伊豆半島の海岸線を南下しながら砂浜でも探すかと走っていましたが、結局少々山の上の小高い広場を見つけそこで寝ることにしました。
朝起きると眼下にJR線や港が見えるほどの高い所に寝ていたことが判明。寝床の少し離れた所には動物の★ンも。あぶないあぶない。危うくフ★の上に寝るところでした。
2日目のルート詳細
スポンサーリンク
折り返し地点を過ぎ。。
さて、今日からは帰路につきます。真鶴、熱海を通過し熱函道路へ。長い下り坂を下ります。下り坂が長いと燃費もかなりよくなります。だいたい燃費は30km/Lですが、下り坂が多いと40km/Lも望めます。
あっというまに沼津に到着。このころになると雨が降ってきました。レインコートはあるので問題はないんですが、休憩時間が面倒。だいたい1.5時間毎に休憩すると疲れがたまらないため(持論)、1.5~2時間毎に休憩をとることにしているのですが、レインコートを着ていると脱いだりするのが結構面倒で、ついつい休憩を省略してしまいがちに。
結局3日目は移動がメインとなり特に記録に残すようなこともなく、雨の中、もと来た道を淡々と走り、浜松のヒロシ邸に向かいます。
3日目のルート詳細
【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~
(トップページ)
スポンサーリンク