壺屋やちむん通り[短期間集中型!沖縄那覇観光]
やちむんとは
やちむんとは焼物のことを指します。現在、やきものの里といえば読谷村が主体になっているようですが、壺屋のやちむん通りは琉球王国の時代から300年続く歴史あるやきものの里です。戦後、薪窯による煙害が深刻な問題となり、 那覇の市街地から読谷村に移ったようです。
この壺屋やちむん通り、現在はいくつかの焼き物屋さんが並び、沖縄の赤瓦の建物も多く、散策も楽しめます。 国指定重要文化財である新垣家住宅の登り窯も外からではありますが見ることができました。
壺屋やちむん通りの出口から北上
壺屋やちむん通りは国際通りから少し入ったところにあり、国道330号(ひめゆり通り)のマクドナルドのあたりまで続く南北の通りです。国際通りから来ると往復する必要があるので、効率よく那覇観光をするため、 旧海軍司令部壕からタクシーで壺屋やちむん通りの出口(ひめゆり通り側)に向かい、そこから北上することにしました。タクシーを降りて少し歩くと早速やきもののお店が連なります。
ご縁があって、念願のシーサー購入
「うちなー茶屋ぶくぶく」で「ぶくぶく茶」をいただこうと、地図を片手にお店を探していたところ、ひとりのおばさまが声を掛けてくださり、道を教えてくださいました。ただ、お店が開店する11時までまだ時間があるということだったので、 新垣家住宅の登り窯を見たり、周囲を散策することに。
それでもまだ若干時間があるので、もう一度お店のあたりに戻ってきました。今回おみやげとしてシーサーを買いたいと思っておりましたので、先ほど道を案内していただいたお店「民芸なかそね」さんへ。
事前に国際通りのいくつかのお店で当たりはつけていましたが、なかなかよさそうなシーサーがいましたので、これも何かの縁だと思い購入。手作りなのでモノによって若干顔つきなどが異なります。 3対ほど在庫があってその中から選ばせていただきました。
商品を包んでいる間には黒糖とさんぴん茶をいただきました。これまであまり黒糖そのものは好きではありませんでしたが、 こちらで出していただいた黒糖は絶品だったので、黒糖への見方が変わりました。やっぱりホンモノは美味しい。
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ぶくぶく茶/うちなー茶屋ぶくぶく
買い物をしているとちょうど「うちなー茶屋ぶくぶく」の開店時間になったので、お店に向かいました。早速お目当てのぶくぶく茶を。ぶくぶく茶は炒った米を煮出し、それを泡立てたものをさんぴん茶に盛ったお茶です。 泡の上には砕いたピーナッツがふりかけてあります。沖縄の伝統的な飲み物で、昔は祝い事などに飲まれたようです。お店の中の撮影はご遠慮願いますとのことでしたが、ぶくぶく茶のみということで許可をいただきました。
那覇市立壺屋焼物博物館
やちむん通りの国際通り側には那覇市立壺屋焼物博物館があります。モノレールの一日フリー乗車券があれば、団体割引の価格になります。ここでは壺屋と焼物の歴史に触れることができます。 定期的に放映されている映像は琉球の方言で説明があります。
(この記事は2010年3月の情報をまとめなおしたものです。)
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