マクロはプログラミング言語VBAで書かれています。ですから、悪意のあるプログラム(ウイルス)が書かれているファイルを実行すると損害をこうむる場合があります。こういったことから初期設定でマクロ機能が無効になっている場合があります。その場合は、マクロ機能を有効にする必要があります。有効にする方法は次のとおり。
[手順1] [開発]タブの表示(1)
Excelを起動し、画面左上のOfficeボタンから、Excelのオプション(I)を選択。
[手順2] [開発]タブの表示(2)
「[開発]タブをリボンに表示する(D)」にチェックして、「OK」ボタンをクリック。
Excel2010だと下記の通りのようです。
1.[ファイル]タブの[オプション]から[リボンのユーザー設定]に移動。
2.コマンドの選択で[メイン タブ]を選び、[開発]チェックボックスをオン。
[手順3] [開発]タブの表示(3)
リボン上に[開発]タブが表示され(矢印(1))、選択すると、「コード」や「コントロール」が選択できるようになります。
[手順4] セキュリティの設定
マクロのセキュリティ(手順3の矢印(2))をクリックすると、セキュリティセンターというウィンドウが開きます。
そして、「マクロの設定」の項目を「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」を選択。
マクロを含むファイルを開いたとき
こうしておくと、マクロを含むファイルを開いた時に、都度確認のメッセージが表示され、確認しながら有効にするか、無効にするかを選ぶことができるようになります。
具体的には「オプション」と書かれたボタンを押し、「このコンテンツを有効にする」を選択すればOK。
これで準備が整いました。
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