木工用ボンドでサビがとれる!
自転車のライトが点かなくなり、電球を交換しました。
すると、1ヶ月ぐらい過ぎると再びライトが点かなくなりました。
こんなに早く球切れになることはないと、よくよく調べてみると、ダイナモの端子の部分が錆びています。ステンレスの自転車といっても、こういったパーツの細かいところまではステンレスになっているとは限りません。
錆を落とそうとするにも、ケーブルを差し込む穴の内側の錆は上手く落ちない。細いヤスリでもあればよいのですが、手ごろな道具もありません。
そこで思い出したのが、以前職場の誰かが言っていた「さびた場所に木工用ボンドを塗っておいて、乾いたところで、ボンドを剥がすと錆も一緒にとれる」という話。
ちょうど、木工用ボンドもあったので、試しにやってみることにしました。
数時間経つと、ボンドが錆を吸着したように赤くなりました。そこで、その錆を吸着したボンドを剥がします。これまた日焼けの皮がむけるように、きれいにはがれるのですが、ちゃんと錆を吸着しています。そして、その結果は次のとおり。
若干、残っていますが、結構キレイになりました。
先端がサビたケーブルは切断し、改めてビニールの被膜を切除。新しい線がでてきました。これをサビが取れた端子に接続すると、、、復活です。電気がつくようになりました。
木工用ボンドでサビを吸着するワザ。今回のように削り取ることが困難な場所などでは特に有効です。この技は結構使えるかもしれません。
|
スポンサーリンク
よい発想をどんどん出していきたい!
よい発想を出していきたいとは誰もが思うこと。私もそのひとり。
ただし、アイデア発想法に関する本は、多種多様あり、いろいろ読んでみるものの、どれも同じような内容で、いまいちパッとしない。
ニーズはなにか、シーズはあるか。オズボーンのチェックリスト(転用:他に使い道を探す、応用:類似物を探す、変更:変えてみる、拡大:拡大してみる、縮小:縮小してみる、代用:置き換えてみる、再利用:配置や並びを換えてみる、逆転:逆にしてみる、結合:組み合わせてみる)、KJ 法、ブレインストーミング・・・などのアイデア発想のフレームワーク。これらは私もよく使う手法ではありますが、あくまでも手法の話。あとはみなさん頑張りましょうという体。
もちろん、アイデアを出すのは自分自身であり、考えること、試行錯誤なしでよい発想が出るわけではありませんが、もう少しヒントがあればいいのに、と思うことがしばしば。
スポンサーリンク
先日、たまたま図書館の一角に見つけたのが「偉大な発明に学ぶアイデアのつくり方 思考展開ワークショップ [ 三原康司 ]」。これは久々によかった。
何がよかったかというと「偉大な発明に学ぶ」というタイトルにも現れるように、過去の様々な発明の事例がふんだんに紹介されていること。しかも、単なる紹介ではなく、着想から紆余曲折、そして世の中に認められるまでのプロセスや取り組み方を紹介されている具体的事例があったこと。
今や当たり前の「ポストイット」「蒸気機関」「車輪(←「最古の最重要な発明」とされています)」だって、アイデアの源が生まれてから、世の中で活用されるまで、相当の時間がかかったようですし、紆余曲折があったようです。
アイデアを出すのは、もちろん「ひらめく」というのが大事なように思われますが、結局ところ「あきらめずに手を変えながら考え続ける」ということに尽きるような気もします。その考え続けるというモチベーションを保つには過去の試行錯誤を経てきたプロセスを知ることが有効だと思うのですが、そういったストーリーがふんだんに入っていたところが共感ポイントでした。
おすすめです!(売り込みのような体になりましたが、関係者ではありません。)
スポンサーリンク