かっきぃーの雑記帳

おもしろき こともなき世に おもしろく

歴史を刻む

鉄道のある日本の風景

日本列島に巡る鉄道は地域の風景に溶け込み、日本の風景としてよい味を出しています。また、鉄道車両は数十年単位で走り続け、一時代を築いているといっても過言ではないぐらい、時代を反映しているともいえます。 スポンサーリンク // このような鉄道のある…

次々と電車がやってくる東京の鉄道風景10選

東京の鉄道の魅力は多くの路線が入り混じり、多種多様な車両に会えること。そして、間髪入れず次々と電車がやってくる風景。 山手線でいうと朝の通勤ラッシュでは2~3分に1本ペース。日中時間帯でも4~5分に1本ペースでやってきます。 しかも11両編成…

大阪大学の天津麻婆丼がネットニュースで話題に。図書館下食堂の塩だれ天津飯の歴史も調べてほしいなあ。

阪大の天津麻婆丼がネットニュースで話題に ネットニュースで母校の天津麻婆丼が話題になっています。Yahooニュースにも取り上げられ、当時の友人から連絡がありました。 大阪大学内にある図書館下食堂で一番人気のメニュー「天津麻婆丼」が値上げされたこと…

【町の風景を記録に残す】解体が進む!昭和初期生まれの跨線橋(JR御茶ノ水駅改修工事/聖橋口改札移設)

昭和初期生まれの跨線橋が解体中! JR御茶ノ水駅は神田川すれすれのところに位置していて大規模改修が難しいことから、昭和初期の面影を残す貴重な駅でした。 過去形? そう。今回、その消えていくギリギリの状況に出くわしました。 古いレールを構造部材と…

懐かしのJR中央線3部作 2015年のJR中央線・外濠付近(市ヶ谷~飯田橋周辺/東京)

新型コロナウイルスの影響でお出かけができなくなったのをきっかけに、以前撮影したもののお蔵入りになっていた動画を発掘しました。 撮影した2015年には、当たり前すぎるシーンばかりではありますが、今見るとどれも貴重。 そんなシーンを集めた3つの動画…

東京メトロ銀座線渋谷駅 旧ホーム・改札口の面影が残る跡地

東京メトロ銀座線渋谷駅はホームの移転が終わり、2020年1月3日から供用開始。新しい改札口や新ホームが新鮮です。 東京メトロ銀座線渋谷駅・明治通り方面改札 東京メトロ銀座線渋谷駅・新ホーム www.youtube.com 旧ホーム跡地 東急百貨店方面改札(降車ホー…

懐かしの東京メトロ銀座線渋谷駅 旧ホーム改札。改札を出たら百貨店3階という特徴的な改札口ともお別れ。人々が通い詰めた80年間の想いを記録。

とうとう懐かしい風景になってしまいました。東京メトロ銀座線渋谷駅 旧ホームの改札。 改札を出たらそこは百貨店3階という渋谷駅ダンジョンの一角をなす東京メトロ銀座線渋谷駅。ホーム移転工事に伴い、特徴的だった改札口ともお別れ。 80年間、人々が通い…

さようなら東京メトロ銀座線渋谷駅ホーム。東急百貨店東横店3階直結から明治通り上へ。

百貨店3階にあった東京メトロ銀座線渋谷駅 旧ホーム 渋谷駅の先にある渋谷車庫(渋谷駅構内側線/渋谷マークシティ)を望む 新しいホームは明治通りの上に 旧ホームの端から新ホーム予定地を望む 前面展望でみる新ホーム予定地 東京メトロ銀座線渋谷駅の旧…

山手線新駅「高輪ゲートウェイ」を中核とした再開発で廃止予定の「低すぎるガード」。行き交うクルマや人々。思いのほか利用者が多い!(高輪橋架道橋下)

山手線新駅を中核とした再開発で廃止予定!低すぎる高輪橋架道橋 品川~田町間にある高輪橋架道橋。その下を高さ制限1.5mの区道241号線が走っています。この区道、山手線新駅「高輪ゲートウェイ」を中核とした再開発で2019年内に通行止めになるそうです。 ス…

ラーメンの聖地・京都「たかばし」の老舗『新福菜館本店』と電気鉄道事業発祥の地に歴史を感じる

新福菜館本店の中華そば 京都ラーメンの聖地『たかばし』の「たかばし」とは 2軒の老舗中華そば屋に京都の歴史を感じる 新福菜館本店の中華そば 京都駅近くに「たかばし」と呼ばれる京都ラーメンの聖地があります。 その聖地にある新福菜館本店は、以前から…

謎の東京行き。深夜のJR中央・総武線 各駅停車(オレンジ色E233系)はどこを走って東京駅にいくのか。

新宿駅(JR中央・総武線各駅停車ホーム) 中央・総武線(各駅停車)ホームに謎の東京行きが! JR新宿駅で中央・総武線(各駅停車)を待っていると、いつもは秋葉原・千葉方面に向かうはずなのに【東京行き】がやってきました。 いつもは千葉方面行きの13番線…

ドバイクリークを渡る小舟 アブラ / 砂漠のオアシス 灼熱のドバイ 5日間

ドバイクリークを渡る小舟 アブラ 2005年8月11日(木) ホテルからも見えていましたが、ドバイ・クリークにはさまざまな船が運航しており、 その中でも地元民の大切な足として活躍しているのがアブラ(Abra)と呼ばれる小舟。 ドバイ博物館からグランド・モス…

故宮博物館@北京 そして日本へ : 西安・敦煌・トルファン・ウルムチ 冬の中国シルクロード(その9)

新北緯飯店 窓から見える北京の町並み 故宮博物館 北京空港から日本へ 新北緯飯店 ウルムチでは予定の飛行機に乗れなかったものの、約1時間遅れで済みましたので、なんとか夕食に間に合う時間にホテルに到着することができました。 ホテルは古いがベッドル…

西遊記の芭蕉扇の舞台 火焔山。高昌古城・アスターナ古墳群・ベゼクルク千仏洞・ 交河故城@トルファン : 西安・敦煌・トルファン・ウルムチ 冬の中国シルクロード(その7)

高昌古城 アスターナ古墳群 ベゼクルク千仏洞 西遊記の芭蕉扇の舞台 火焔山 トルファンの町並み トルファン賓館 交河故城 高昌古城 町の様子が想像できるほど、さまざまな建物が残っていた。 ロバ車にのる(往復2人で60元)。ロバは結構速く走る。と思っ…

華清池・兵馬俑博物館@西安 : 西安・敦煌・トルファン・ウルムチ 冬の中国シルクロード(その2)

日本ではなかなか見られない西安の朝の光景 唐の玄宗皇帝と楊貴妃が利用した離宮・華清池 秦の始皇帝陵(車窓より) 八千数百体にものぼる兵士や動物の焼き物が発掘・兵馬俑博物館 日本人ツアー観光客が集まる田舎料理店→国営の土産屋 日本ではなかなか見ら…

写真で見る幕末から明治期 ~ 長崎大学付属図書館データベース

幕末・明治期のさまざまな古写真を見ることができるというニュースを見つけました。 幕末・明治期の古写真を無料で検索――長崎大学がデータ公開中(はてなブックマークニュース) このサイトでは、長崎大学附属図書館所蔵の「幕末~明治期」に撮影された写真が…

記録を残す贅沢

フィルムカメラからデジタルカメラに いまでこそ、スマホにカメラが標準搭載され、高画質の写真や動画を気軽にたくさん撮影できることが当たり前になっていますが、私が大学生の20数年前はもっぱらフィルムカメラ。使い捨てのフィルムカメラも全盛でした。 …

真実の近代史を知る ~ 日本の200年(上)(下)

そういえば近代史は中学、高校でも詳しく学んだ記憶がありません。さらっと触って終わりだった気がします(もう20数年も昔のはなしですが)。 戦国の時代や幕末のころの歴史は小説などで目にすることが多いですが、現代のさまざまな状況に直結する近代史につ…

旅の思い出を記録に残す

大学時代より日本各地をめぐることを目標に原付やクルマで走破したルートを記録しています。記録の方法は大きな地図に、原付は青色、クルマは赤色のマジックで線を引くというシンプルな方法。 マジックの領域が広がっていく達成感がたまりません。同じ行き先…

豊臣秀吉が注力した巨大土木事業・巨椋池干拓地と向島城址の今を近鉄京都線の車窓から見る

前回紹介した「関ケ原(司馬遼太郎)」には、豊臣秀吉が巨椋池に築城した向島城があり、秀吉が没した後、徳川家康が居城としたという話がありました。 巨椋池は干拓され、田んぼや住宅地になっていたりと、今やお城があったなんでイメージできる場所ではない…

司馬遼太郎の調査力・想像力・表現力の凄さに驚愕

以前は歴史小説を読むなんてことはありませんでしたが、数年前から日本の歴史に興味がわきはじめ、「信長の棺(加藤廣)」や「日本の200年 徳川時代から現代まで(アンドルー・ゴードン)」、「新史太閤記(司馬遼太郎)」などを読んできました。 「新史太閤…

おもしろき こともなき世を おもしろく

「おもしろき こともなき世を おもしろく」幕末の長州藩士、高杉晋作が詠んだとされる句です。 『竜馬がゆく(7)(司馬遼太郎/文春文庫)』の383ページには、次のように記載されています。 「面白き、こともなき世を、おもしろく」 辞世の上の句を読んだ…