西遊記の芭蕉扇の舞台 火焔山。高昌古城・アスターナ古墳群・ベゼクルク千仏洞・ 交河故城@トルファン : 西安・敦煌・トルファン・ウルムチ 冬の中国シルクロード(その7)
高昌古城
町の様子が想像できるほど、さまざまな建物が残っていた。 ロバ車にのる(往復2人で60元)。ロバは結構速く走る。と思ったら、疲れたのか急激に遅くなる。久しぶりのお客なのではしゃいでいるようだ。 入り口まで帰ってくると仲間のロバと会話。「お疲れ様」と言っている様だ。ロバ車のおじさんは多少日本語が分かるらしい。陽気でカメラを向けるとポーズをきめていた。
高昌古城には風化目前ながらも歴史が残っている。ただ残念なことに仏像はイギリス人やドイツ人の研究者に持ち去られたり、イスラム教徒に破壊されたりしていたようです。
講堂では三蔵法師が滞在し、説法を説いていたそうです。下は四角、上は円形状。奥に三蔵、手前に王様が座ったとされています。
アスターナ古墳群
3つの墓が公開されており、下の写真は、その内の一つの入り口部。中には夫婦のミイラがいた。エジプトのミイラは内臓などを取って漢方を詰めるが、 ここのミイラは何も処理はしていないらしい。非常に乾燥しているため、何もせずともミイラとなるそうです。
他の墓には色彩のよい壁画がある墓があり、3つ目の墓は崩れていた。
ベゼクルク千仏洞
火焔山の裏手にある。高昌故城と同様に、外国人に持ち去られたり、イスラム教徒に泥を塗られたりしていた。 残念。ただ、少々残っていた絵から彩りが鮮やかであるということが分かった。
西遊記の芭蕉扇の舞台 火焔山
赤土の山のため、まるで燃えているよう。雄大。西遊記の芭蕉扇の舞台。
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トルファンの町並み
クルマからは羊、やぎ、ロバ車が見えた。
羊の丸裸売りも発見。人々はウイグル族60%。
(左)回族のドライバーさん
安全運転な人。食事のとき、ペプシコーラをご馳走してくれた。
(右)ガイドののさん(23歳)
夕食時には髪の毛を乾かすのに20分遅れたり、食後自分の部屋に戻らず、つい我々についてきてしまう超天然系の人。
トルファン賓館
トルファンの日の出は9:30頃。北京とは2時間の時差。ホテルはトルファン最高級の3つ星。 朝食、昼食、夕食はホテル。夕食の鳥の塩焼きはおいしかった。
移動中、ガイドさんとドライバーさんに鎌倉銘菓「鳩サブレ」をあげた。 鳩の顔の部分は新彊、胴の部分はチベットみたいだとドライバー。 トルファンは小さく、正月三が日は店も開いていない。トルファンの人々の昼休みは14時~16時。
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交河故城
二つの川に挟まれた城跡。高昌故城よりも規模が大きい。役所などの町並みが大規模のまま残っている。
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