東京都心といっても、緑や水辺がたくさんあります。今回、お花見をしていて、たくさんの水鳥を見かけました。今日はその水鳥たちを紹介します。
- 黒い水鳥・オオバン 大鷭[皇居・千鳥ヶ淵]
- クルクル回ったり集団行動したり・ハシビロガモ[東京・新見附濠(外濠)]
- 赤首の水鳥・カイツブリ 鳰[東京・新見附濠(外濠)]
- 花の蜜をついばむ ヒヨドリ[皇居・千鳥ヶ淵]
黒い水鳥・オオバン 大鷭[皇居・千鳥ヶ淵]
この黒色の鴨はなんだ!と思って調べたら鴨じゃないんですね。
ツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥類・オオバン(大鷭/学名:Fulica atra/英名:coot)というようです。
マガモやカルガモは、カモ目カモ科マガモ属なんですが、この鳥はツル目。見た目はツルというよりカモなんですけどねー。
一生懸命、泳ぐ姿が気に入っています。
クールでかっこいい!
おでこの白いのは花びらじゃないで。
黒い水鳥・オオバン 大鷭(学名:Fulica atra/英名:coot)[皇居・千鳥ヶ淵/2019年4月撮影]
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クルクル回ったり集団行動したり・ハシビロガモ[東京・新見附濠(外濠)]
ぐるぐると水面を回っているハシビロガモ[カモ目カモ科マガモ属](学名:Anas clypeata/英名:Shoveler)のツガイがあちらこちらに。渦巻き採食といって、渦を作ってプランクトンを集めているとか。
そのほか、20羽近くの鴨が集団で移動したり、縄張り争いしたり、羽繕いしたり。
飛び立つ姿も動画に収めることができました。
緑色の頭の鴨がオス。茶色がメス。
オスはこの時期、夏羽(生殖羽、繁殖羽)と呼ばれる状態で、メスにアピールするよう派手な色をしていますが、繁殖期が終われば、メスと似たような冬羽(エクリプス)になるようです。
複数のツガイがくるくる回っているのは、まるで社交ダンスみたい。
桜の外濠。カモたちがクルクル回ったり、集団行動したり。(ハシビロガモ/渦巻き採食)[東京・新見附濠(外濠)/2019年4月撮影] Shoveler in Tokyo, Japan.
赤首の水鳥・カイツブリ 鳰[東京・新見附濠(外濠)]
ハシビロガモの社交ダンスを楽しんでいると、雰囲気の違う水鳥が登場。首が赤いこの水鳥、調べたところカイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属だそうです。これもまた、カモとはまったく異なる種の水鳥なんですね。
小さい水鳥なのでカモの子どもだと思っていました。
赤首の水鳥・カイツブリ 鳰(学名:Tachybaptus ruficollis/英名:Little grebe)[東京・新見附濠(外濠)/2019年4月撮影]
花の蜜をついばむ ヒヨドリ[皇居・千鳥ヶ淵]
ヒヨドリは水鳥ではないですが、同じ時期に撮影できたので、ついでに先日書いたブログを紹介しておきます。
それにしても、都会の真ん中なのに、たくさんの鳥たちがいるんですね!
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