東京上空に五色のスモーク!ブルーインパルスが描く軌跡!(渋谷区広尾/2021年7月)
とうとう待ちに待ったこの日がやってきました。
2日前の予行演習飛行の反省を生かしながらの再チャレンジ。前回のスモークは白一色でしたが、本番は青・黄・黒・緑・赤の5色のスモークだということで心待ちにしていました。
予行演習のときの場所は異なり、今回は渋谷区広尾の天現寺橋交差点の歩道橋にやってきました。たまたま家の用事でこの近辺に来ることになったのと、ブルーインパルスの登場のタイミングが重なり、航空自衛隊公開のルートとGoogleMapの航空写真を見比べながら撮影場所を探しました。
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高い建物があったり、木々が生い茂っていたりと、なかなが良い場所がみつかりませんでしたが、唯一可能性を感じたのはこの歩道橋。
道路幅も広く、4方向の歩道橋が高架でつながっている規模のものだったので、ここなら見えるかもしれないと期待を胸を膨らませて到着。
ブルーインパルスが登場するという12:40の10分前、12:30頃に到着しましたが、すでに多くの人がいました。
ギリギリ密にならない程度に
まだか、まだかと人が声を出しかけたその時、主役登場!
雲は多めでしたが、映える登場!
スモークの色も見事に5色!
新宿・渋谷方面から南下してきました。その後、ターンして東京タワー方面に見えなくなりました。
五輪の輪は新宿方面で見られるということで、そちらの方向にカメラを向けていました。前回の反省点「あせらず、視野を広く持つ!」を思い出し、スマホは一切見ず。
じっと目を凝らして待っていたら、近くにいたブルーインパルスを眺める少年のキターの声が!視点を動かすと、ちょうど五輪のうちの一輪(青色)を作っているところでした。
建物があって、全貌を見ることはできませんでしたが、十分旋回が感じられるシーンを見ることができました。
その後、機体が小さくみえるほど遠くに飛んでいき、やがて見えなくなるわけですが、都心から離れる際にもう一度、この付近を通過するということで、ラストワンチャンスがあるのではないかと気が抜けません。
そんなことをしていると、隣のお姉さんが指をさしているのが視界に入りました。そこに見えたのは、これから基地に帰ろうとしているブルーインパルスたちでした。
西の空に小さくなりながら飛んでいく様子はなかなか感慨深いシーンでした。
ほとんどの人が帰りつつある歩道橋の上、涙を流さんばかりの感動を感情表現しているお年寄りの女性がいました。昔のことを思い出したのでしょうか。
西の空に消えていくときには拍手も巻き起こっていました。
前回の予行演習では周囲に人がいませんでしたが、今回の場所では多くの人が集っていました。集う人が多いと気づく人も多くなり、みなさん声や行動をとってくれたので、機会を逃さずに撮影できたのではないかと思います。感謝です。
こんな一連のブルーインパルスの描く軌跡を動画にまとめましたので紹介します。
しかしまあ、地上から飛行機を撮影するのは中々難しいですね。電車のように走る場所が決まっているわけではないので、どこから登場するのかが不安。あたりをつけてカメラを構えるほかありません。
また、機影は小さく、航行速度が速いので、ズームをしようとすると手振れしちゃう。拡大して見たい気持ちと手振れや見失ったりをしたくないという葛藤は消えません。
これからも修行ですな。
こちらは2日前の予行演習飛行のときの話です。
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