かっきぃーの雑記帳

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しまった!トイレが詰まった!そんなときの大事な心構え

しまった!トイレが詰まった。

理由はここでは触れないが、通常の使用の範囲で起こったことであり、一般的に想像される出来事、第一位である。トイレの水を流そうとしても流れずに便器の中が増水するのである。

こんなときは、業者を呼ぶのが鉄則。

そう、テレビでリズミカルに電話番号を叫んでいるあの会社だったり、時々郵便受けに入っている名刺サイズのマグネット広告の会社である。

だが、少し待てば流れるかも、業者を呼べばお金が結構かかるのではないか、しかもその業者は悪徳ではないだろうか、などいろいろなことが頭を巡り、結局自力で解決しようと試行錯誤をしてしまうのである。

そして一線を越え、便器から水があふれ出てしまう惨劇も時々起こるのである。

 

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なぜか我が家では数年に1度、忘れたことにやってくる。

カッポンを常備しておけばよいのではないかとも思うが、あの昭和の雰囲気をトイレに鎮座させておく、スペースと心の余裕はない。基本、カッポンは使い捨てではないが、使った後のものを、再び鎮座させるのも気が引ける。そもそもマンション暮らしでは、そのカッポンをどうやって洗うかもネックである。

こんな出来事、そうあるわけでもないので、使い捨ててはどうかとも思うが、まだ十分使えるしっかりしたものを捨てるのには気が引けたり、業者を呼ぶよりかは安いだろうと思ったり、決断しきれないうちにまた、買い損ねるのである。

カッポンの正式名称は「ラバーカップ」と言うらしい。

 

今回、トイレ詰まり経験談を踏まえた大事な心構えを伝えておきたいと思う。

 

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ギャンブルをするな

水洗トイレ、一度流すボタンを押すともう戻れない。ゴボゴボ言いながら、詰まりが解消され、平和な世界が訪れることもあるが、たいていの場合は、水が流れ切らずに便器いっぱいに溜まる。

そして、水が減り切っていないうちに、焦ってもう一度流してしまおうとすると必ず惨事が起こる。そして、便器から溢れることを確信した瞬間、大きな絶望感が襲ってくるのである。

そろそろ解消できそうだから、思い切ってもう一度流してしまおう。こんなギャンブルは、高確率で失敗する。

自分自身で対処しようとするならば、焦らずに時間をかけたいところ。待つのも重要な一手である。



バケツで水量をコントロールする

バケツを使えば投入する水の量をコントロールでき、あふれることは阻止できる。少し待って水が引くようであれば、バケツでコントロールしながら勢いのある水流を作ってみるのも一手。

お湯を使うのもよいようである。ただし、熱湯はご法度。陶器の便器が割れてしまうことがあるとのこと。60℃は超えない方がよい。

ただ難点は我が家にはバケツがない。マンション暮らしになって、とうとうバケツもなくなってしまった。洗面器だと量が少ない。今回はゴミ箱を使う。

 

酸性と塩素系を混ぜるな危険

サンポールでも混ぜて、酸の力で溶かしてやろうかと思い掃除道具入れを開けるとそこにはサンポールはなく、あったのは塩素系のトイレハイター。界面活性剤も入っているから、スルッといけるかと思い投入。しかしまあ、そんなに簡単にいくわけもない。

ウェブで調べていると、どうもお酢重曹が効くという情報がチラホラと。やってみたい気持ちになったが、先ほど塩素系洗剤を投入したので、ここは思いとどまる。水は引いたとはいえ、塩素系洗剤が残留していそうだからである。塩素系洗剤が残留しているまま、酢を投入すると、それこそ悲劇大事故大事件お酢重曹は次の機会に回すこととする。

惨劇が起こってしまったら

気を付けていても、便器から水が溢れてしまう惨劇が避けられない場合もある。そんなときは、自分でガムシャラに掃除するしかない。待っていても誰も助けてくれない。キレイにはならない。気持ち悪いとか言ってても始まらない。

惨劇が起こらないように対処するのが基本ではあるが、起こってしまったら、潔くあきらめて掃除するしかないのである。殺菌除菌も忘れずに。

 

やっぱり業者は安心

我が家も一度だけ業者を呼んだことがある。便器の水が引くのにかなりの時間を要するというほぼ全詰まりの状況で、手を変えてチャレンジしたもののまったく改善する兆しがなかったため、冷蔵庫の側面に忘れ去られかけながらも何とか残っていた業者に連絡。

24時間対応なので、夜中だったけど大丈夫。ただ、巷でも惨事が多かったのか、スタッフ体制が手薄だったのか、数時間待たされた(気がする)。

そして夜中、作業着を着たお兄さんがバケツとグッズをもってやってくると拍手喝采である(もちろん心の中で)。

さらに、ピストン運動で連続的にガバガバ、カッポンができるスペシャルツールも登場(真空式パイプクリーナーと呼ぶらしい)。ものの数分(体感)で水どおりが復活。

やはり業者は安心である。ただ、深夜料金などもかかったので、1万円は超えたと思うが、まあ解決したのでヨシ。

 

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(これは宣伝。この業者に頼んだわけではありません。)

 

でもやっぱりカッポンは最強!

今回ひさしぶりにトイレつまりに遭遇。夜通し試行錯誤するも中々解決せず。いよいよまた業者の出番かと思ったが、ちょうど仕事が休めたので、ホームセンターにいそいそと。

いわゆるカッポンをとうとう購入!

ラバーカップ、いわゆるカッポン(洋式トイレ用)

水の飛び散りを防ぐためにビニール袋を切り開き、真ん中に穴をあけ、カッポンの柄を通して準備万端。

便器内の水の量はカッポンのラバーが余裕で隠れるほど多めがいいらしい。ただ、溢れてしまうことが心配で、初めは少ない水かさのままカッポン!カッポン!時間が経って便器内の水量が少ない状態で始めたが、手ごたえなし。

ここでバケツ代わりのごみ箱で水投入。便器の半分ちょいまで貯めてもう一度、カッポン!カッポン!

ここでゴボゴボといって水が流れ始めるらしいが、ビニール袋をかけているのでよく見えない。やっているうちに水かさが減るので、再びゴミ箱水を投入。

ん?

水を投入しても投入しても水かさが増えてこない。。

もしや。

水かさが少ないことを確認し、久しぶりの「トイレ水流しボタン」。

ジャッジャーン!

完・全・復・活

 

劇的なドラマチック・ゴボゴボはありませんでしたが、ちゃんと渦を作りながら水が流れるシーンをみると喜びはひとしお。念のため、もう一度流してみるが、まったく問題なし!

あってよかったトイレのカッポン

一家に一本の安心

トイレの水が流れるって幸せですね。

 

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