関西人のソウルフードともいえる餃子の王将。
この大衆中華料理のお店に最近はまっています。
お気に入りの席は、厨房の中が見えるカウンター席。
大火力のガスコンロは常に休むことがありません。中華なべを操る人の動きは独特のリズムと動きで、短い時間に次々と料理ができるようすは見ていて飽きません。
鍋を振るスタッフのほか、黙々と野菜を切る人や餃子の皮を包む人の様子も伺えます。冷凍品とか調理済み品でなく、シイタケやピーマンなども丸のままからカットしていました。餃子も焼く直前に手作業で包みます。1秒間に1個包むベテランの技に見とれていたこともあります。
注文したあと店員さんが厨房に伝える「イーガーコーテル(イーガー:1つ、コーテル:餃子)」とか「コーテルイーナーホ(餃子1人前持ち帰り)」、「ソーハン(焼き飯)」などのあの言葉。高校時代、友人が王将でバイトをしていて、この王将用語を説明してくれていたことを思い出しますが、この中国語をベースにした厨房用語がまた雰囲気を醸し出します。
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こんな餃子の王将ですが、数ヶ月前、なんとなく懐かしく思いお店に入ったところ、
隣に座った人が食べているのが「天津飯」。しかも「塩だれ」です。
塩だれの天津飯はたまらなく好きなのですが、どこのお店に行っても甘酢アンが多く、塩だれのお店はなかなか見つかりません。餃子の王将は関西に住んでいたときから、何度も通っているにも関わらず知りませんでした。
それ以降、飽きもせず注文するのはいつも「天津飯(塩だれ)」と「餃子」。
ふわとろ玉子の王将の天津飯は塩だれに加え、きくらげなどの具材も豊富。これでいて、480円(税別)はかなりリーズナブル。さらに、餃子はシンプルではありながら、1人前が240円(税別)。これがまたリーズナブル。
ただ、王将のwebページで調べてみると、関西と関東ではメニュー体系が違うようで、塩だれが選べるのは関東だけの様子。関東のメニューを見ると天津飯(甘酢または塩ダレまたは京風ダレ)と記載されていますが、関西のメニューを見ると、天津飯としか記載がなく、写真は甘酢アンになっています。
甘酢アンの天津飯もいいのですが、塩だれは最高。
餃子との組み合わせもGood。
なにげに周りを見渡すと、天津飯(塩だれ)、結構食べている方がいました。
毎度のように同じメニューですが、今だ飽きません。
これ、おすすめです。