【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断(その2):ヒロシのマシンがっ!小豆島にて。
小豆島到着。世界で最も幅の狭い土渕海峡を通過。
小豆島・土庄港に到着したのは夕刻、本日のお宿・小豆島オリーブユースホステルに向かいます。いつもは野宿がベースですが、今回は女性2人の参加もあるので、ちゃんと宿泊施設を利用します。
ツーリングマップルによると土庄港のすぐ近くには、世界で最も幅の狭い土渕海峡があります。ギネスブック認定されているようです。実際に渡ってみましたが、海峡というよりも、これは川にしか見えません。
ここからは小豆島の真ん中の小豆島スカイラインを走り、時計回りで国立公園・寒霞渓を登りユースホステルへ、続いて二日目には小豆島外周を回ろうということに。
県道26号線から、小豆島スカイライン(県道27号線)に入ります。
ツーリングマップルシリーズ
走って気持ちのよい道、景色がきれいなところ、美味しいところなど、2輪ライダーのクチコミ情報が記載されており、ドライブ・ツーリングのお供には是非準備したい。2輪車が対象であり通行料金などには注意する必要があるが、クルマでのドライブにも是非そろえておきたいシリーズ。
ヒロシのマシンがっ!
周囲が次第に暗くなる中、銚子渓を過ぎ、寒霞渓への上り坂の途中で事件が。
なんと、突然ヒロシのZXのエンジンが停止。エンジンキーを回しても、セルモーターが回るばかりで、エンジンが全然かかりません。 本人曰く、なんか急にエンジンの回転が重くなって(ねっとりした感じ)、あれあれって間に停まったよう。
もうほとんど暗くなってしまった小豆島スカイラインで立ち往生してしまいました。
その後、がんちゃんやカギやんらが公衆電話を探しに奔走し、電話ボックスを発見。電話帳でバイク屋の修理ができそうなショップをしらみつぶしに当たります。なかなかヒットしない中、ようやく見つかりました。早速迎えに来てくれるとのこと。しばし、暗闇の中で待機。この間、普段はトラブルを楽しめるヒロシが(皆に迷惑をかけると)結構凹んでました。
気にするな、ヒロシ!
そして、バイク屋さん到着。軽トラックの荷台にマシンを乗せ、ヒロシも助手席に同乗。他のメンバーには先に宿までいってもらうこととし、私は軽トラの後をついて行きお店に。来た道を土庄方面にもどります。
店の中にマシンが入り、診察を受けたところ、
ブルンブルン
いいエンジン音が聞こえます。どうも点火プラグが死んでいたようで、交換すると生き返りました。ありがとう。バイク屋のおっちゃん。
このバイク屋さんの店の名前、すっかり覚えていませんでしたが、軽トラについて行って走った方向やお店の入り口の記憶を頼りに、Google先生で調べたところ、合致しそうなのは、「R.S.吉田商会 」さん。ヒロシにもあらためて確認しましたが、記憶通り。その節はお世話になりました。親切に対応していただき、感謝しています。
そうそう。ココ、ココ。
土庄にあるバイク屋さんから今度は島南部を走る国道436号でユースホステル「小豆島オリーブユースホステル」に。
当初、故障の原因の見当もついていなかったため、宿で待っていたメンバーは復活できるか心配していましたが、無事に笑顔で再会。
1日目のルート詳細
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復活の走り
そして、2日目の朝。
当初、二日目に小豆島外周を回ろうという計画でしたが、昨日のトラブルで断念していた小豆島スカイライン走破を成し遂げるため、今度は逆回りで再度、復活の走りをすることとしました。
山道をくねくねと登っていると廃墟のような建物が。
どうも、峰悧冨神社の一角にあるオリーブ神殿と呼ばれるもののようです。
●オリーブ神殿(峰悧冨神社)
http://goo.gl/maps/r3CQJ
寒霞渓をすぎ、思い出の現場付近までたどりつきましたが、昨日の漆黒の闇夜とは異なり、天気も良く、遠くに「二十四の瞳」で有名な島の岬が見えます。
寒霞渓を超えると、急で長い下り坂。
こんなときは、エンジンを切って、位置エネルギーを運動エネルギーに変換して走ります。これで燃費がよくなります(あたりまえですが)。自動車だとエンジンを切ると油圧がかからず危険ですが、原付はシンプルに摩擦を利用したブレーキなので、この手はよく使います。普段は30km/Lが40km~50kmに延びることも。
燃費がよくなるっていうか、単に転がってるだけな。
そして、無事にスカイラインも完走。再び、世界で最も幅の狭い土渕海峡を通過し、土庄港より高松に向かいます。
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