かっきぃーの雑記帳

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エアコンが動かない!エラーコードは「ドレンポンプ異常」。

エアコンが動かない!

昨年の夏の終わり、エアコンがエラーコードを出して緊急停止。 

エラーコードを調べると【ドレンポンプ異常】ドレンアップメカ不良、または、ドレン液面検知センサ取付不良が原因とか。

何度かブレーカーの入り切り等も試みましたが解決せず。

 

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天井埋め込み式エアコン

 

冷房は熱交換器で空気を冷やして室内に放出していますが、湿った暖かい空気が冷やされることで結露し、かなりの量の水分(ドレン水)が発生します。その水はドレンホースを通じて、室外機そばから排出されています。

そういえば、室外機のあたりから水が流れ出ていますねー

壁掛けエアコンの場合は、重力にしたがって排水されるケースが多いのですが、このエアコンは天井埋め込み式のエアコンなので、いったん溜まったドレン水をドレンポンプで吸い上げて、室外に排出しています。

そのドレンポンプが異常とのこと。このまま使い続けると、ドレン水が室内にあふれ出てくるので、エアコン自身がエラーコードを出して緊急停止しているわけです。

まあ、正しく機能しているってことですな。

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対処方法を探るが。。

以前、住んでいた家ではドレンホースがつまったかもしれない事象が起こった時(室内への水漏れだったかな?)に、室外機側のドレンホースに掃除機をくっつけて、強制的に吸い込むという荒業をして対処したことがあります。

水を掃除機で直接吸い込むと、掃除機が壊れるので、基本的にこの方法はNGね。

 

ただし今回のエアコンは1台の室外機に2台の室内機がつながっているマルチエアコンで、ドレンホースも2本が合流して、1本になっている構造上、室外側ドレンホースから吸っても詰まりの原因を吸い出すのではなく、空気が流れやすいもう一台のエアコン室内機から空気を吸い込む流れしか発生しないので、この手法は使えず。そもそも、ドレンポンプで吸い上げている点でも、この手法は使えない可能性大。

念のため、試みてみましたが、やはり効果はなかったです。

 

そして、打つ手のないまま、数日エアコンのない生活を続けて、試しにエアコンをつけてみると、なんと復活!エアコンが稼働しました!!

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と思ったのも、束の間。1時間するかしないかで、エラー停止。

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おそらく、数日、時間をおいたことで、ドレンパン(ドレン水の受け皿)の水が自然乾燥したのでしょう。エアコンを稼働させることで、また結露の水ですぐに満杯。そういうことでしょう。きっと。

やっぱり、ドレンポンプの故障かー。修理かー。お金かかるなー。

と思いながら、冷房を使わなくてもいい季節になり、とりあえず問題先送り。

暖房は室内機でドレン水が発生しないためか、エラーは発生せずに、問題なく稼働しました。

そして、また夏がやってきたわけです。

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エアコン清掃か、それとも、エアコン修理か

このエアコンを使用開始して7年目。

もしかしたら、汚れがドレンポンプに詰まり動けなくなっているのかもしれない。壁掛けエアコンなら、ドレンホースにつながる排出口付近を針金かなんかで突いてみるところですが、天井埋め込み式エアコンなので、その手は使えず。

ドレンポンプあたりを目視で確認したいと考え、フィルターを外して中を見てみるものの、どこにあるかも分からないし、どれがドレンポンプかも不明。

しょうがない。業者に任せるか。

と思いましたが、次の悩みは【清掃】【修理】か。

もし、汚れが原因であれば、清掃で解決ができるでしょう。ただ、ドレンポンプの故障であれば、清掃をしても意味がありません。

かといって、修理依頼ということでメーカーを呼んでも、汚れであれば修理することなく応急処置で終わることでしょう。

この7年間、フィルター掃除は定期的にやっていましたが、いわゆる熱交換器などにスプレーなどをするような清掃はやっていません。そもそも、スプレーで汚れを落とせるのは壁掛け式エアコンのみで、天井埋め込み式はできないようです。

そりゃ、そうやな。スプレーしても自分に垂れてくるだけやで。

どちらの選択肢を取っても、それで解決ができなければ、もう一方の手段を取らなければならないという二度手間。

ただ、どちらにしても、熱交換器の清掃はそろそろやってみたい気もしていましたので、今回は【清掃】でプロにお願いすることとしました。

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エアコン清掃業者がやってきた

シーズンが始まる直前の5月に依頼したので、見習い(と思われる若いスタッフ)を含めた3人態勢でした。繁忙期は1人態勢で分散して対応しているようです。

ブルーシートを敷き、脚立を設置し、エアコンの外枠などを外していきます。そして、熱交換器が露わになりました。

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水垢で汚れたエアコン熱交換器

うわー。水垢だらけ!フィンに詰まる埃はフィルター掃除のときに見えていましたが、この水垢までは見えませんでした。

でもって、つづいてドレンパン。 

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エアコンドレン水の受け皿(清掃前)

うっひょー!これはひどい

手前の円形のくぼみがちょうどドレンポンプの吸い込み口がある場所だそうです。この写真はドレン水が完全に乾いて、水垢がカピカピになっている状況ですが、この水垢がふやけてくると、浮き上がってドレンポンプの吸い込み口を覆うようなカタチになるのでしょう。

そして、エアコン周囲をビニルシート養生し高圧洗浄開始。汚れた水がバケツに貯まっていくわけです。

 

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天井埋め込み式エアコン 高圧洗浄中

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透明だった水道水が汚れで真っ黒

そしてきれいになりました!

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エアコン熱交換器とドレンポンプ(清掃後)

熱交換器がきれいになりました。黒い突起が恐らくドレンポンプの吸い込み口。赤い突起が液面検知センサですかね。こちらもキレイなもんです。

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エアコンドレン水の受け皿(清掃後)

ドレンパンもこの通り!

すばらしい!

 

3人態勢なので、エアコン本体の高圧洗浄担当、バラバラにした外枠やドレンパンなどをお風呂場で清掃する担当、エアコンからお風呂場まで運搬する担当(見習い風)が連携して、手際よく作業が進みました。

 

さて、エアコン清掃の結果は。

気になるのはエアコン清掃で問題が解決したがどうか。

清掃後の試運転は順調に動いています。ただ、問題は1時間ぐらいたってドレンパンの水位が上がってきてからの動き。そこまでは試運転では確認できませんので、とりあえず、キレイになったということで、作業終了。業者のみなさんは片付けて帰っていきました。

その後、数時間稼働してみましたが、、、

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エラーは発生せず。さらに、その後1か月ちょっと動かしていますが、それでも問題なし!

ドレンポンプ自体の故障までは至ってなかったようです。

解決!

料金は3万円でした。天井埋め込み式は壁掛け式より高いようです。でも、それだけで解決できてよかったです。

めでたし、めでたし。

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#エアコン不調 #エアコン故障 #エアコン水漏れ