利用できる区間は金額でのみ決まっていて、どこでも使える
東京メトロの回数券は乗る駅、降りる駅の指定はなく、単に乗車賃の金額でのみ決まっています。なので、今日は浅草から人形町、明日は日本橋から神楽坂といったように区間が異なっていても、同じ170円区間の回数券が使えるわけです。
回数券(11枚)は1枚1枚が分かれているので、他社の回数券でもできるように、複数人で同時に使うこともできます。
東京メトロは都心エリアを広くカバー
東京メトロの路線は9路線あり面状に広がっているため、初乗り運賃の170円区間だけでも多くの駅に到達できます。永田町駅を起点にみてみると、その様子がよく分かります。また、200円区間まで広げると東京メトロの大部分をカバーしていることが分かります。
乗り越しても差額だけでOK
東京メトロの回数券のよいところは、乗り越しても差額だけでOKということ。たとえば、170円区間の回数券で、200円区間を利用した場合、差額の30円だけ追加精算すればよいのです。
鉄道会社によっては、再度、初乗り運賃から加算されるところもあるようですから、この違いは大きいです。
初乗り170円区間の回数券は、特に使い勝手がいい
となりますので、200円区間を利用する場合、170円区間の回数券に差額30円を払っても、200円区間の回数券と約3円程度の違いしかありません。
200円区間の回数券で170円区間に乗ると差額は返ってこないので、回数券を使わない方がいいということになります。ですから、あきらかに200円区間によく乗るという場合でなければ、170円区間の回数券を持っておく方が使い勝手は良いです。
14枚綴りの土休券でさらにおトク!
土日祝と年末年始のみ使える土休券という回数券があります。平日は使えませんが、きっぷ10枚の値段で14枚が手に入り、4枚おトクになります。 これまた断然おとくです。
- 170円区間(土休券)の回数券1枚の値段は約121円(≒1700円÷14枚)
以前、24時間乗車券を紹介しました。これもまた便利なのですが、東京メトロの仕組みはいろいろと使い勝手がよく、助かっています。
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