月額会員で使い倒しまくる自転車シェアリング
以前、自転車シェアリングの初乗りレポートをしました。東京をはじめ日本各地で広まっている赤い自転車のシェアリングのシステムは、
- 一回会員 (1回150円(税抜)/30分)
- 月額会員 (月額2,000円(税抜)[1回30分までを何度でも])
- 一日パス (1日1,500円(税抜)[乗り放題])
の3種類あります。今回は、月額会員制度を活用することで新たに生まれる利点について話をしたいと思います。
スポンサーリンク
躊躇なく乗り換えができる!
小休止できる
月額会員の特徴は、月に何度利用しても最初の30分が 0円であること。すなわち30分以内に一度返却してしまえば、カウントはリセットされるということ。
たとえば、途中買い物に行こうと思ったとき、いったん返却して、ゆっくり買い物をしたあとにもう一度利用しても、往復のそれぞれが30分以内であれば 0円据え置き。
1回会員であれば、超過料金100円/30分を支払うか、往復の乗車時間+買い物時間を30分に収めるかという選択。
月額会員になることで、躊躇なくお買い物などの小休止ができます。
遠くまでいける
いったん返却して、すぐさま同じ自転車を借りなおせば、時間カウントはリセット。あらかじめ、30分以内にたどり着けるポートの場所を確認しておき、駅伝のようにポートを渡り歩くことで、延々と遠くまでいくことができます。
東京エリアなんかは東京広域連携10区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、品川区、目黒区、大田区、渋谷区)で一つの区域になっているので、蒲田駅(大田区)~巣鴨駅(文京区)まで、無料の範囲内でたどり着くことも可能です。
電池がなくても大丈夫!
電動アシスト自転車だから、充電池が空っぽになっても大丈夫!ではありますが、やはり同じ料金を払っているなら、電動アシストの恩恵を受けたいもの。
月額会員であれば、とりあえず自転車を借りちゃって、最寄りのポートまで行き、一旦返却したのち、電池残量のある自転車に乗り換えることができます。
1回会員だと、2回分の料金が必要ですが、月額会員はお値段据え置き。
周辺のポートには全然自転車が無いのに、少し離れると10台もあったりするんですよねー。
とりあえず1台ゲットできれば、月額会員よかったなー!な気分。
つらいのは、1台もなかったとき。
月額会員の日割り計算で1日当たり65円!
こんな便利な月額会員。月の途中での契約や解約だと日割り計算になるんです。 日割り料金 = 基本料 × (月末日 - 入会日 + 1) ÷ 月末日で計算されるようです。
6月10日からの契約だと、2000円× (30日 -10日 + 1) ÷ 30日=1400円。1日当たりで67円。月末日が31日の月だと65円になります。
平日20日間でそれぞれ1往復したとして40回乗ったとしても1回あたり50円。さらに、「躊躇なく乗り換えができる!」のおまけつき。
これはリーズナブル!
ただし、変更できるのは月に2回まで
こうやって考えると、こまめに契約を変更すれば、もっとお得になるのではないか、ということになりますが、変更できるのは月に2回までだそうです。
少し前まではもっと契約変更できる回数が多かったみたいです。
濫用した人が多かったんですな。きっと。
選べる区分は「翌日反映」と「翌月反映」
注意が必要な点は 「翌日反映」と「翌月反映」の選択肢。ここを間違えてしまえば、日割り計算ができなくなります。
それと、「翌日」というのもポイント。
たくさん利用をしようと思っていた当日、はじめて月額会員に変更する手続きをしたら、【翌日反映】の文字が。
な気分でした。
スポンサーリンク
月額会員の欠点はムリして乗っちゃうこと
こんな月額会員のしくみ。いいところはたくさんあるんですが、欠点はムリして乗っちゃうこと。定額制だから、乗っても乗らなくてもお値段変わらず!となれば、乗らなきゃ損というケチくさい考えが頭をよぎり、
- 雨が降りそうでも「きっと大丈夫!」と乗ってしまう
- 電車で行けば速くて楽なのに、乗り継ぎながら目的地まで行ってしまう
- 歩いて行ける距離でも乗ってしまうが、ポートまでの距離と、ポートからの距離は歩くので、総時間は変わらず
という行動パターンになってしまいます。
あとは、ポートに自転車が無かったら損した気分って欠点もある。
とはいえ、さすがにポート数が増えてきたので、残念な気分になったことはほとんどなし。あっても、少し歩けばゲットできて、50%ぐらいの恩恵は受けられています。
↑ ↑ ↑
こんな風に、日々メンテナンスの方々が電池を交換したり、台数の調整をしてくださっているおかげですね。感謝!
月額会員を活用した事例を紹介します!
これまで月額会員の契約で恩恵を受けていた活用事例を紹介しておきます。
さくら行脚
今年の桜の時期の約2週間は、毎朝のったり、細々と移動するなど活用しまくりました。
上手く乗り換えて遠くまで行く想定だった事例
先日、大井町に行ったついでに飛行機堪能スポット・城南島海浜公園へ寄ったときの話。公共交通機関の交通手段はない(大森駅など別の場所からの路線バスはありましたが)のですが、ところどころ自転車ポートがあるので、これは月額会員デビューにもってこいの機会でした。
ただし、天候のこともあるので当日決めればいいやん、な発想でいたところの「翌日反映」。
となってしまったわけです。
そうはいっても、せっかくの機会。ギリギリ30分で行けそうな距離ではありますが、本来は途中で1回乗り換えたいところ。完全に30分を超える想定だと、踏ん切りもつくのですが、ギリギリ間に合いそうな予感もあったので、結局、30分以内に目的地に到着するチャレンジをしてみました。
延長料金の100円を浮かすチャレンジな。
はじめての場所なのでルートを間違えると、即アウトになるというほど余裕のないところ、周りの人たちの動きの観察を頼りに勘を働かせ、向かい風の中全力で自転車をこぎまくり、なんとかチャレンジ成功。行きが27分、帰りが29分でした。
急ぎましたが、安全運転で行きましたよ!
帰りは歩行者が多い時間帯だったので時間がかかりました。
大井町駅周辺の入り組んだクネクネ道路がやっかいでしたが、自転車に乗った高校生のあとをついていくと駅や大通りに着くのではないか、という勘が当たったときの綱渡り感。
そんな裏話には全く触れず、飛行機堪能スポット・城南島海浜公園でのお話をまとめた記事はこちら。
自転車シェアリングの前回の記事もよかったら読んでみてください。
↓ ↓ ↓
スポンサーリンク