Lesson2 ユーザーフォームの作り方 基礎の基礎
テキストボックスの配置
数値や文字列を入力するためのものがテキストボックス(TextBox)。ツールボックスで「テキストボックス」を選択し、フォーム上の始点でクリックし、そのまま終点までドラッグすることで、入力できる領域を作成します。
折り返して表示ができるようにする
長文を見やすく入力するためには、MultiLine(プロパティ)をTrueに変更し、テキストボックス内で折り返して表示させる設定とします。
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初期値を表示しておく
テキストボックス内にあらかじめ文字を入力しておくこともできます。代表的な方法はText(プロパティ)に入力しておくことです。ただし、この方法では初期設定された文字列しか対応できません。
しかし、状況によっては、それぞれの状況に応じてあらかじめ表示しておく文字列が異なる場合が多々あります。そんな時は、プロパティの変更ではなく、マクロにて対応することとなります。詳細は後述の「ユーザーフォームの初期化をする」にて紹介します。
IME(入力モード)の選択
入力項目によっては、半角英数モードであったり、ひらがなモードにあらかじめ設定しておいた方が便利なケースが多々あります。IME Mode(プロパティ)にて設定を変えることができます。8種類の設定が選べますが、それぞれの内容は下記の表のとおりです。
設定値 | 設定 | 内容 |
0 | fmIMEModeNoControl | Windows 管理とする |
1 | fmIMEModeOn | 以前の入力モードでオンにする |
2 | fmIMEModeOff | オフにする |
3 | fmIMEModeDisable | IMEを利用禁止にする |
4 | fmIMEModeHiragana | 全角ひらがな入力モードにする |
5 | fmIMEModeKatakana | 全角カタカナ入力モードにする |
6 | fmIMEModeKatakanaHalf | 半角カタカナ入力モードにする |
7 | fmIMEModeAlphaFull | 全角英数入力モードにする |
8 | fmIMEModeAlpha | 半角英数入力モードにする |
文字数の上限を制限する
MaxLength(プロパティ)に数値を入れておくことで、文字数の上限を設定することができます。制限をしない場合は「0(ゼロ)」としておきます。
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