かっきぃーの雑記帳

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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断(その3):四国上陸。讃岐うどん、そして、意外と怖い かずら橋。

讃岐うどんの国・高松

いよいよ四国に初上陸。
鳴門海峡大橋の淡路島側から遠くにみた四国に今はじめて降り立ちました。
ここからは讃岐うどん食べ、四国の自然を感じつつ、四国を縦断し、高知に向かいます。

まずは、おなかも空いているので早速、1杯目のうどんを食べようと店を探しますが、さすが高松。うどん屋さんが多いですねー。

お店の名前は記憶にありませんが、大通りに面したファミレス規模のうどん屋さんだったかと思います。

その店の奥まった隅っこのテーブル席を陣取り、注文したのは『釜揚げうどん』。桶の中のお湯は張ってあり、その中にうどんがあります。このうどんをざるそばのように、おつゆにつけていただきました。6人のうち5人は確か釜揚げうどんをいただきましたが、マイペースのかぎやんだけは、ひとり別のものを食べていました。

とりいそぎ、讃岐うどんを一杯いただいき落ち着いたので、早速、ルート再開。
2件目のうどん屋さんに向かいます。

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人里離れた場所の田舎に行列が。山内うどん店

2件目は、JR土讃線・黒川駅の近くにある『山内うどん店』。

●山内うどん店(食べログ
http://tabelog.com/kagawa/A3703/A370302/37000007/

このお店は、いくちゃんの紹介です。
人里離れた場所の田舎の民家が店舗になっているようですが、お客さんは行列ができるほど多い。注文口で、うどんを注文、受け取り、サイドメニューチョイス、お会計の流れ。

うどんの熱さと出汁の熱さを あつあつとか、ひやひやとか、ひやあつとか言って注文します。

私は、かけうどん(あつあつ)とてんぷらを注文。
うどんは、大きな釜で茹でられています。

離れの小屋の前では、野菜が売られていました。缶の箱に支払う昔ながらの方式です。

当時1998年ごろはデジカメというものが身の回りになく、もっぱらフィルムカメラフィルムカメラはフィルム代や現像代がかさむので、貧乏学生だと現代のようにパシャパシャ気軽に撮れず、24枚撮りフィルムを大事にする頃で、このうどん屋も写真はありません。食べログを見ていただければと思います!

 

意外と怖い、かずら橋

国道32号線を南下し、JR土讃線祖谷口からは祖谷川に沿って走る県道32号へ。1車線ちょっとの深い渓谷です。時折、ボンネットバスとすれ違います。このボンネットバス、JR阿波池田駅から大歩危、かずら橋、祖谷渓等を巡る定期観光バスのようです。

大歩危祖谷定期観光ボンネットバス(阿波なび)
https://www.awanavi.jp/spot/2013032507681/

そして、渓谷の奥に「かずら橋」を見つけました。
シラクチカズラのツルを使って架けられた原始的な吊り橋で、長さが45m、幅が2m、水面からの高さが14mだそうです。非常に丈夫で腐りにくい特徴を活かされているようですが、足もともスカスカで意外に怖い。手すりなしでは歩けません。

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怖いものなしの かぎやんはこのかずら橋も怖くないようで、すたすた歩いていきます。すごい。

ヒロシはがんちゃんと「かずら橋のとなりにもうちょっと危ない橋をつくったら商売できるんじゃないか」と悪だくみ。そういえば、こんな話ばかりしていたような気がします。

あと近くに「いや荘」という民宿があり、「いやそう」という名前がツボにはまって、かぎやんはしばらく笑いがとまらなかったという出来事もありました。

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かずら橋からは、祖谷渓道路(原付70円)を通って、国道32号線に戻り、高知市に向かいます。

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いよいよ旅も終盤。高知へ、そしてフェリー乗船。

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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断
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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断(その2):ヒロシのマシンがっ!小豆島にて。

小豆島到着。世界で最も幅の狭い土渕海峡を通過。

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小豆島・土庄港に到着したのは夕刻、本日のお宿・小豆島オリーブユースホステルに向かいます。いつもは野宿がベースですが、今回は女性2人の参加もあるので、ちゃんと宿泊施設を利用します。

ツーリングマップルによると土庄港のすぐ近くには、世界で最も幅の狭い土渕海峡があります。ギネスブック認定されているようです。実際に渡ってみましたが、海峡というよりも、これは川にしか見えません。

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ここからは小豆島の真ん中の小豆島スカイラインを走り、時計回りで国立公園・寒霞渓を登りユースホステルへ、続いて二日目には小豆島外周を回ろうということに。

県道26号線から、小豆島スカイライン(県道27号線)に入ります。

ツーリングマップルシリーズ
走って気持ちのよい道、景色がきれいなところ、美味しいところなど、2輪ライダーのクチコミ情報が記載されており、ドライブ・ツーリングのお供には是非準備したい。2輪車が対象であり通行料金などには注意する必要があるが、クルマでのドライブにも是非そろえておきたいシリーズ。


ツーリングマップルを検索

 

ヒロシのマシンがっ!

周囲が次第に暗くなる中、銚子渓を過ぎ、寒霞渓への上り坂の途中で事件が。

なんと、突然ヒロシのZXのエンジンが停止。エンジンキーを回しても、セルモーターが回るばかりで、エンジンが全然かかりません。 本人曰く、なんか急にエンジンの回転が重くなって(ねっとりした感じ)、あれあれって間に停まったよう。

もうほとんど暗くなってしまった小豆島スカイラインで立ち往生してしまいました。

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その後、がんちゃんやカギやんらが公衆電話を探しに奔走し、電話ボックスを発見。電話帳でバイク屋の修理ができそうなショップをしらみつぶしに当たります。なかなかヒットしない中、ようやく見つかりました。早速迎えに来てくれるとのこと。しばし、暗闇の中で待機。この間、普段はトラブルを楽しめるヒロシが(皆に迷惑をかけると)結構凹んでました。

気にするな、ヒロシ!

そして、バイク屋さん到着。軽トラックの荷台にマシンを乗せ、ヒロシも助手席に同乗。他のメンバーには先に宿までいってもらうこととし、私は軽トラの後をついて行きお店に。来た道を土庄方面にもどります。

店の中にマシンが入り、診察を受けたところ、

ブルンブルン

いいエンジン音が聞こえます。どうも点火プラグが死んでいたようで、交換すると生き返りました。ありがとう。バイク屋のおっちゃん。

このバイク屋さんの店の名前、すっかり覚えていませんでしたが、軽トラについて行って走った方向やお店の入り口の記憶を頼りに、Google先生で調べたところ、合致しそうなのは、「R.S.吉田商会 」さん。ヒロシにもあらためて確認しましたが、記憶通り。その節はお世話になりました。親切に対応していただき、感謝しています。

 

●R.S.吉田商会(香川県小豆郡土庄町甲842-13)

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そうそう。ココ、ココ。

土庄にあるバイク屋さんから今度は島南部を走る国道436号でユースホステル「小豆島オリーブユースホステル」に。

当初、故障の原因の見当もついていなかったため、宿で待っていたメンバーは復活できるか心配していましたが、無事に笑顔で再会。

 

1日目のルート詳細

 

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復活の走り

そして、2日目の朝。
当初、二日目に小豆島外周を回ろうという計画でしたが、昨日のトラブルで断念していた小豆島スカイライン走破を成し遂げるため、今度は逆回りで再度、復活の走りをすることとしました。

山道をくねくねと登っていると廃墟のような建物が。
どうも、峰悧冨神社の一角にあるオリーブ神殿と呼ばれるもののようです。

●オリーブ神殿(峰悧冨神社)
http://goo.gl/maps/r3CQJ

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寒霞渓をすぎ、思い出の現場付近までたどりつきましたが、昨日の漆黒の闇夜とは異なり、天気も良く、遠くに「二十四の瞳」で有名な島の岬が見えます。

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寒霞渓を超えると、急で長い下り坂。
こんなときは、エンジンを切って、位置エネルギーを運動エネルギーに変換して走ります。これで燃費がよくなります(あたりまえですが)。自動車だとエンジンを切ると油圧がかからず危険ですが、原付はシンプルに摩擦を利用したブレーキなので、この手はよく使います。普段は30km/Lが40km~50kmに延びることも。

燃費がよくなるっていうか、単に転がってるだけな。

そして、無事にスカイラインも完走。再び、世界で最も幅の狭い土渕海峡を通過し、土庄港より高松に向かいます。

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四国上陸。讃岐うどん、そして、意外と怖い かずら橋。

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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断
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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断(その1):六甲山系の山並みを超え、瀬戸内の海岸線へ

六甲山系の山並みを走る

出発は池田市にあるヒロシ邸前。神戸方面・海岸ルートはすでに『【原チャリで行く2】淡路島ぐるり旅』で走っているので、今回は六甲山系の山並みを走ることに。国道176号(通称イナロク)を西進、宝塚を過ぎたあたりから有馬街道へ。いよいよここからがお楽しみの山坂道。本格的な旅のはじまりはこれから。まずはJR福知山線の鉄橋の下で記念撮影。

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メンバー紹介

では、ここでメンバー紹介。今回は6人という大所帯。
ヒロシ(ライブDio ZX/HONDA)、がんちゃん(スーパーDio/HONDA)はおなじみ。がんちゃんと同じスーパーDio/HONDAに乗るのは、かなちゃん。そして、かっきぃーと型式も色もまったく同じJOG APRIO TYPE2/YAMAHAに乗るのは、いくちゃん。普段は大きなバイクでツーリングしてますが、今回は我々メンバーに合わせて、ダウンサイズの原付バイクで参戦。そして、新型JOG APRIO TYPE2/YAMAHAに乗るのは、かぎやん。

かぎやんは、回転ずしへ食べに行ったときに、やたらゼリーを食べまくるのが特徴です(今回の旅とは関係ないけど)。

 

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有馬街道を走り、有馬温泉を超え、少し進んだところで、裏六甲ドライブウェイを見つけました。南側にある六甲山頂方面に向かう有料道路です。原付の通行料は10円とのことなので(2002年に無料化)、是非ここは走りたいと思いましたが、残念ながら、土日祝は二輪車通行禁止とのこと。残念。そのまま有馬街道を走り、途中箕谷あたりから南下、のどかな2車線路・県道52号線を走ると海の匂いがしてきます。

 

やっぱ明石焼きはおいしい

そして明石に到着。フェリーに乗って淡路島に行った時にも訪れた町です。
あー懐かしい。
せっかくなので、以前いただいた明石焼きのきむらやで、もう一度明石焼きをいただこうと思っていましたが、まだ開店前。開店時間は午前9時ですが、開店まで20分程度時間があります。なので、懐かしのフェリー乗り場に行ってみたりしながら、時間が過ぎるのを待ちます。やはり、だしに付けていただく明石焼きは美味しいですね。あっさりしていて何個も食べられます。

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瀬戸内の海岸線を快走、そして、フェリー乗船。

 

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明石焼きを堪能したら、播磨・高砂・姫路・相生と海岸線を走り、一路、岡山を目指します。備前からは、これまた楽しみにしていた『岡山ブルーライン』を走ります。原付の通行料金が90円(自動二輪で510円)という、原付通行可の有料道路です(2004年に無料化)。沿道の緑と海が美しく、高低差のあるワインディングロードは爽快。途中、サービスエリアのようにある道の駅で休憩しつつ快走します。

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あまりに気持ちのよい走りで、時間の経つのも忘れます。あっという間に岡山市
市街地にはいかず、そのまま新岡山港に向かいます。新岡山港には一風変わった船が停泊。

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新岡山港からフェリー(両備フェリー)に乗り込み向かった先は、小豆島・土庄港。70分の海の旅です(ちなみに原付400円+大人1人820円で1,220円[当時])。途中、カモメが並走します。

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両備フェリー

大人(中学生以上):1,050 円 + 原付(125cc以下) 620 円 (2018年10月現在)

www.ryobi-ferry.com

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ヒロシのマシンがっ!小豆島にて

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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断
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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断

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春休みもそろそろ終わりの3月末。時間の都合のつきやすいこの時期に、ちょっと遠出の原チャリ旅に出ようと集まったのは6人。本州最遠方も小田原までいったし、紀伊半島も海岸線をぐるっと回ったし、内陸部も制覇した。淡路島へもいった。すると次は、四国上陸しかない。

ということで、今回はいよいよ瀬戸内海を渡ります。海と言えばフェリー。旅の醍醐味です。しかも、単に四国に行くだけでなく、せっかくなので小豆島にも立ち寄ることに。讃岐・香川では、どうしても讃岐うどんが食べたいし、四国を縦断するなら、大歩危小歩危、秘境と呼ばれる祖谷渓、かずら橋にも行きたい。さらには土佐・高知に抜けて、フェリーで大阪まで帰ってくるという3日間の計画。フェリー乗船回数も今回だけで3回という、この贅沢さ!(ま、原付乗船は自動車に比べてかなりリーズナブルですが)。

旅情たっぷり四国旅。どうなることやら。【原チャリで行くシリーズ第7弾】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断。はじまりはじまり。

 

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旅程

旅のメモ

日時 1998.3.28(土)~3.30(月)
車種(メンバー) ライブDio ZX/HONDA(ひろし)
スーパーDio/HONDA(がんちゃん)
スーパーDio/HONDA(かな)
JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(かぎやん)
JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(いく)
JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(かっきぃー)
走行距離 461.3km
・1日目:228.8km
・2日目:202.0km
・3日目:30.5km

走行ルート

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六甲山系の山並みを超え、瀬戸内の海岸線へ

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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断
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【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~(その5):やっぱ原チャツーリングの醍醐味はフェリーだ!

やっぱ原チャツーリングの醍醐味はフェリーだ!

浜松まつりを後にし、浜名バイパスを遠くに見ながら、国道42号で渥美半島の先端・伊良湖岬を目指します。

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その途中、渥美半島の中腹でアプリオ号の総走行距離1万キロを突破。メーターが一巡し、0000.0kmをマーク。記念写真を撮影しましたが残念ながらピンボケ。

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伊勢湾フェリー乗船!

伊良湖岬から伊勢湾フェリーに乗船し、鳥羽に向かいます。
クルマだと車両の長さによって値段が異なりますが、4m以上5m未満で5770円(当時)(大人1人の乗船券を含む)ですが、原付だと1890円(当時)(2018年時点では3090円)(大人1人の乗船券を含む)となり、リーズナブル。1890円で伊勢湾をショートカットできるのだから、時間的にも大幅に短縮できます。

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そして、フェリーの本当の醍醐味は、なんといっても旅情たっぷりなところ。第2弾「淡路島ぐるり旅~鳴門大橋を訪ねて~」に続き、2度目のフェリー乗船です。

潮風を体に受け周囲の島々を望んだり、フェリーが起こす波しぶきを浴びるのは何とも言えない癒しの時間。やっぱフェリーはいいなあ。あー、だからやめられない。

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伊勢まで来ればもう帰ってきた気分。第1弾「紀伊半島ぐるり春合宿下見Project」では初瀬街道(国道165号)を通りましたので、今回はもう一つ北側を走る伊賀街道(国道163号)で帰ります。

おしまい

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最終日のルート詳細

順次公開! ほかにもいろいろ 原チャリで行くシリーズ!

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【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~
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【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~(その4):浜松まつりの凧揚げ合戦

浜松まつりの凧揚げ合戦

さていよいよ最終日。大阪に戻る日です。前日の雨模様かた一転。雲ひとつない五月晴れに。この日は5月4日。浜松まつりがあるそうなので、帰路につくまえに会場の中田島砂丘へ。

浜松まつりの大きな特徴は「凧揚げ合戦」。長男が生まれると、町内の人たちが端午の節句に祝い凧を贈って揚げるとのことです。凧の大きさは大きいもので約10畳(3.64m四方)にもなるそうです。

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やっぱ原チャツーリングの醍醐味はフェリーだ!

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【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~
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【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~(その3):箱根を越えたい!

遠州砂丘

ヒロシ邸を出発し、まずは国道150号を走ります。国道150号は海岸線を走る国道ですが、天竜川河口の西側から御前崎付近までの約50kmにわたり、中田島砂丘、千浜砂丘、浜岡砂丘と連なる遠州砂丘があり、その砂丘にそって植えられた防風林のため、国道を走りながら海をみることはできません。ただ、ちょっと立ち寄り、この防風林を抜けると広大な砂丘と広い海に出会えます。

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せっかくなので、波打ち際までいってペットボトルに海水を採取。すると、体長7mmぐらいの小海老が数匹迷い込んでいました。この小海老は旅のお供に連れていくことになりました。ただ、靴が波が覆いかぶさり濡れてしまうことに。あーなんてこったい。

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東海道をゆく

再び国道に戻り御前崎を目指します。この国道は流れがよくて走っていて気持ちの良い道。濡れた靴を荷台に固定して走っているうちにすぐに渇きました。

御前崎経由で東進すると再び国道1号線に合流。由比の手前は海岸と山の間隔が狭く、ほんの100mぐらいの幅の中にJR東海道線東海道新幹線名神高速、そして国道1号とが肩を寄せ合って走っているため、国道1号も路肩が狭く、なかなか緊張するひととき。

JR由比駅までいくと、国道1号に並行して走る旧東海道(県道396号)にエスケープ。やっぱり、原付ツーリングには旧道がいいですね。周囲のクルマを気にするストレスも少ないし、何より風情やゆとりがあり、走っている楽しさを感じることができる。途中、富士市付近では「おにぎり屋」を見つけ、遅めのランチタイムも。

沼津からはまたまた国道1号へ。国道1号は大阪梅田から東京日本橋を結ぶ東海道であるため、道をそれても基本は東海道。箱根の山越えも国道1号で行きます。夕焼けを背に、ひたすら蛇行する道路を駆けのぼります。富士見平ドライブインまで来ると、暗くなってくるとともに、かなり深い霧に。

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そして、箱根へ

少し休憩して、いよいよ箱根峠越え(846m)。芦ノ湖のどこかが分からないまま、箱根湯本までたどり着きました。

ようやくたどり着いた箱根。奥湯本温泉郷・天山一休にて、疲れた身体を休めます。休憩所も完備されているので、ゆっくりと休憩ができ助かりました。かなり疲れがたまっていたのか、結局閉店ギリギリまでお世話になりました。

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温泉を後に小田原まで走った後は、寝床さがし。といっても、今夜は野宿なので、伊豆半島の海岸線を南下しながら砂浜でも探すかと走っていましたが、結局少々山の上の小高い広場を見つけそこで寝ることにしました。

朝起きると眼下にJR線や港が見えるほどの高い所に寝ていたことが判明。寝床の少し離れた所には動物の★ンも。あぶないあぶない。危うくフ★の上に寝るところでした。

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2日目のルート詳細

 

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折り返し地点を過ぎ。。

さて、今日からは帰路につきます。真鶴、熱海を通過し熱函道路へ。長い下り坂を下ります。下り坂が長いと燃費もかなりよくなります。だいたい燃費は30km/Lですが、下り坂が多いと40km/Lも望めます。

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あっというまに沼津に到着。このころになると雨が降ってきました。レインコートはあるので問題はないんですが、休憩時間が面倒。だいたい1.5時間毎に休憩すると疲れがたまらないため(持論)、1.5~2時間毎に休憩をとることにしているのですが、レインコートを着ていると脱いだりするのが結構面倒で、ついつい休憩を省略してしまいがちに。

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結局3日目は移動がメインとなり特に記録に残すようなこともなく、雨の中、もと来た道を淡々と走り、浜松のヒロシ邸に向かいます。

3日目のルート詳細

浜松まつりの凧揚げ合戦

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【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~
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