てこの原理で効果100倍 レバレッジ・リーディング
愛読しているメルマガ「平成・進化論。」でよく出てくるキーワードが「レバレッジ」。これは「てこ」という意味で、少ない力で大きさ成果を生み出すことを指しています。
この「平成・進化論。」の中でもしばしば紹介されているのが、本田直之氏の「レバレッジシリーズ」。そこで「レバレッジ・リーディング」を読んでみました。
「レバレッジ・リーディング」の前書きには、
本を書いた人が何年も何十年もかけて体得したノウハウをわずか1冊の本を読むだけで手に入れることができる。
それなのに本を読まない人は、せっかく本にうまいやりかたが書いているにも関わらず、自分ひとりで試行錯誤しながら、何もかもをやろうとする。要領が良くないのです。
と書かれており、先人の生み出した知見やノウハウを有効に活用し、あたらなる価値を生み出すさまざまな工夫やテクニックが書かれています。
なかなか読書の時間が取れないなど言い訳を考えてしまいがちですが、時間をかけて苦労した結果、やっとこ他人の背中に追いついたところで、たとえ個人的な成長になったとしても、世の中には何も価値を生み出していないわけです。
だったら、忙しいながらも読書時間を作り出し、他人の見出したノウハウや知見を吸収し、その先の誰もがわからないこと、経験していないことに試行錯誤するべき。この本にはそのための工夫やテクニックが書かれています。
また、この本を読んでいて、ノウハウだけでなく、立場も違う、経歴も違う世の中のさまざまな人たちの考え方を知るにも書籍・雑誌が有効だと感じました。
できるだけ多くの本を読み、最先端を把握する情報収集やさまざまな考え方に触れる機会をもつことは非常に大切なものであるし、最低限のことでもあると思います。
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