デザイナーでなくても、よいデザインをしたい!
なかなかよい本を見つけました。『やってはいけないデザイン』。
プレゼン資料やポスター、広告などデザイナーさんにお願いせずに、自分自身で作る機会は多々ありますが、いわゆるパワーポイントを使って、いつもと同じように作っているだけでは、素人さがにじみ出ていて、パッとしません。
この本に書かれているのは、デザインの勉強をしてこなかった人たちが、ちょっとの工夫で劇的に本格的な雰囲気を生み出すことができる技の数々です。
たとえば、
- 使用する文字のデザイン(フォント)を変えて、子どもっぽい字にしてみるとか
- 色の組み合わせを工夫して、やわらかいイメージになる配色にするとか
- スキマの間隔や大きさを調整することで、すごく読みやすくなったりとか
さまざまなシーンに応じた適材適所の工夫が具体的に書かれています。無料で使えるフォントやイラストも具体的に紹介されていたり、配色についても色番号(赤緑青の割合)が数値で書かれたりとすぐに試してみることができるのもよいです。
同じ手間暇をかけて作るのであれば、見やすく、分かりやすくはもちろんのこと、聴衆全体がワクワクして、楽しい雰囲気になる方が、よい成果を残せるにちがいないと思います。
なんか、広告のページみたいになりましたが、デザイン素人の私にとって、これはイイ!多くの人と共有したい!と思ったので紹介してみました。
ちなみに、さすがは「やってはいけないデザイン」の本、中身の文章やイメージも分かりやすく表現されています。
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