米国横断旅の記録:サンフランシスコ名物のケーブルカーを堪能
サンフランシスコ名物のケーブルカー
サンフランシスコ名物のケーブルカーには
Powell-Hyde Line
Powell-Mason Line
California Line
の3路線があります。
週末のPowell-Hyde Lineはかなり混雑していると聞いていたので、まずはPowell-Mason Lineの一番海側の停留所を目指しました。Taylor St.とBay St.の交差点にあります。あまり混んでおらず、スムーズに乗ることができました。
乗車1回につき5ドルですが、muni PASSPORT(1day-Pass)を持っていたので、提示するだけでOK。
◆サンフランシスコ・ケーブルカー路線図
http://www.cablecarmuseum.org/ride.html
ケーブルカーの客席の後ろ半分は室内にあり、前半分はベンチ式のオープンスペースになっています。ベンチの外側にはステップがあり、座席が埋まるとそのステップに立って乗ります。
両側にあるベンチシートの間、すなわち車両の中央には操縦用のレバーがあり、運転手が操作しています。
どういう仕組みで運転しているのかよくわかりませんでしたが、次に行くケーブルカー博物館で知ることができました。
ケーブルカー博物館(Cable Car Museum)
ケーブルカー博物館(Cable Car Museum)は各路線のちょうど中間地点にあります。入場は無料です。ここではケーブルカーの歴史や動く仕組みが紹介されています。ショップもあります。
館内のちょうど中央部にはいくつかのモーターがあり、ケーブルを駆動しています。
このケーブルが各路線の道路の下に埋まっており、ケーブルカーはそのケーブルを掴んで走るというのが仕組みということが分りました。
さきほど紹介した操縦用のレバーでケーブルをつかんだり放したりしているようです。このケーブルカー博物館は単なる博物館ではなく、心臓部でもあるのです。
サンフランシスコケーブルカーの駆動源 (San Francisco Cable Cars)
はじめてのステップ乗車!
ちょうど博物館から出ると、人気路線Powell-Hyde Lineのケーブルカーがやってきました。最前列のステップが空いていたので、すかさず乗車。
はじめてのステップ乗車!海岸方面に向かいます。気をつけないと、路上駐車のクルマにぶつかりそう。そんな様子を動画はこちら。
サンフランシスコケーブルカーでステップ乗車1 (San Francisco Cable Cars)
下り坂ではケーブルを放し、重力とブレーキで制御しながら下ります。
サンフランシスコケーブルカーでステップ乗車2 (San Francisco Cable Cars)
終着のBeach St.に到着。Market St.方面に向かうケーブルカーの乗車待ちは大行列。なので、ふたたびTaylor St.とBay St.の交差点にあるPowell-Mason Lineの停留所まで歩きました。やはり、こちらの順番待ちはほどんどなくすぐに乗車できました。
人力で稼働するターンテーブルがおもしろい
待っているときに進行方向の転換の様子を動画撮影。ケーブルによる駆動力で加速したのち、惰性でターンテーブルまで。そして、ブレーキ。テーブルは人力(もたれかかる力)で回転させます。超アナログがいい。
サンフランシスコケーブルカーの方向転換 (San Francisco Cable Cars)
夜のケーブルカー
そして、再度Powell-Mason Lineに乗って、ユニオン・スクエアまで戻り、その後メンバーたちと合流。夕食はユニオンスクエアそばのレストランでいただくことに。
すっかり夜になりましたが、折角1day-Passを持っていたので、夜のケーブルカーを堪能しようと、人気のPowell-Hyde Lineに。さすがに夜だったので待たずに乗ることができました。夜のケーブルカーもなかなか趣深かったのですが、3月初めということもあり、ほろ酔いで睡魔が襲ってくる中、寒空のベンチシートは少々きつかったですが、合計4回とサンフランシスコのケーブルカーを十分堪能できました。
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米国横断旅の記録/サンフランシスコ・ワシントンDC・ボストン
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