ドライブにも、原付ツーリングにも、空想旅行にも役立つ おすすめ旅本「ツーリングマップル」
「そうだ原チャリで行こう。原付バイクでいく紀伊半島一周ツーリング記」のときから利用しているツーリングマップルという地図があります。
この地図はツーリングする2輪車ライダー向けに「走って気持ちのよい道」、「景色がきれいなところ」、「美味しいところ」、「温泉情報」などが記載されています。これらの情報は2輪ライダーのクチコミ情報がもとになっていて、単なる地図ではなく、ツーリングを楽しむためのガイドブックのようなものです。
原付ライダーにはありがたいことに、有料道路の料金も「2輪」だけでなく、「原付」が併記されていて、原付が通行できない有料道路も記されています。
原付ツーリングをするようになってから購入していますが、原付を手放しクルマを運転するようになってからも重宝しています。
一般的な旅行では行きたい場所→交通手段の順に考えるというプロセスですが、「ドライブがしたい」、「ツーリングがしたい」、「気持ちいい風景を楽しみたい」を原点に、どうやって、どんなルートで行くかという充実した旅行計画するには、この本以外にはないでしょう。
このようにガイドブックの一種として考えればクルマでのドライブにもかなり有効です。
ただ、クルマの有料道路の料金が記載されていないとか、縮尺が比較的大きいなどの点もありますので、私は普通の道路地図と併用して使っています。
クルマでのドライブにも是非そろえておきたいシリーズです。
今週のお題は「読書の秋」。
このツーリングマップルは、秋の夜長の読み物にも、おすすめ。旅心をくすぐられます!と書きながら、秋晴れの青空の風を感じる旅に出たくなってきました。
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【原チャリで行く15】東京湾ぐるり一周
『一周』。これまで、紀伊半島一周、淡路島一周などなど様々な『一周』をしてきましたが、関東に来て一周するとなるとやはり『東京湾一周』。
ということで、天気の良かったある日、東京湾を一周してきました。途中、横浜では「あぶない刑事」での舞台となった横浜の港町や埠頭を堪能。あぶ刑事ファンとしては、来たことがなくても、馬車道・山下公園・伊勢佐木町・元町のブティック・根岸の倉庫、と聞けば懐かしい。本牧ふ頭とかは近づける限界まで行ってみたりして。あっち行ったり、こっち行ったり、見たことあるような景色に興奮。
金沢八景を横目に見たり、横須賀を通過して、三浦半島の久里浜へ。久里浜港からはフェリーにて東京湾を渡り、対岸の千葉県の金谷港に向かいます。(下のYouTubeは時期が違いますが、イメージとして貼りました。カモメの鳴き声付き。)
カモメと並走したり、潮風を浴びたりして。東京近郊でカモメの鳴き声が聞こえるのは貴重。東京アクアラインもいいですが、時間があるのであれば、旅情たっぷりのフェリーの旅がおススメです。
途中、ヒロシの住んでいる千葉の住まいにも立ち寄り一服。お台場付近なども周遊し、おのぼりさん気分に浸りながらの帰還。240kmという短めの距離でしたが、寄り道をしながら、ゆっくり楽しめるルートでした。
旅のメモ
日時 | 1999年5月 |
車種(メンバー) | JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(かっきぃー) |
走行距離 | 236.4km |
走行ルート
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【原チャリで行く14】山坂道を快走したい!(川崎~奥多摩~雁坂みち~秩父)
いい天気なのでフラッと山坂道を快走したいと向かったのは奥多摩。青梅街道に入ると一気に旅気分。源流に近い多摩川に沿って走ります。途中、ツーリングマップルで見つけた一ノ瀬林道に寄り道。久しぶりに林道を走りました。
林道は自然を満喫するには最適な道。クルマだとすれ違いの心配などがありますが、原チャリなら何のその。たまに落ちている大きめの石に気をつけて、のんびり走ります。
山梨県に入って北上。武州の秩父盆地と甲州甲斐の国を結ぶ雁坂みちを走ります。途中、ほうとうを食べた気がしますが、GoogleStereetViewでたどってみても思い出せず。
やはり写真やレシート、メモで記録しておくのは大事ですね。覚えているようで、結構忘れちゃう。
雁坂峠の真下を走る雁坂トンネルは原付も通行可(通行料:70円)。約6.6 kmのまっすぐなトンネル。平均時速30kmとして約13分間ひた走ります。
秩父を過ぎると、国道299号から県道53号に折れて、青梅に向かいます。このルートもツーリングマップルによるおススメルート。県道53号は旧国道のようで、急カーブが多かったり、杉林の中の狭い急坂があったりして楽しめます。
旅のメモ
日時 | 1999年5月 |
車種(メンバー) | JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(かっきぃー) |
走行距離 | 295.4km |
走行ルート
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【原チャリで行く13】京都→川崎 爆走500km
1999年春。就職に伴い川崎市に引っ越ししました。その引っ越しの際に持ってくることができなかった相棒の原チャリ・YAMAHA APRIO TYPE2は京都の実家に置きっぱなし。
そこで、ゴールデンウィークの帰省の帰りに乗って帰ることに。今回はヒロシ宅に宿泊するわけには行かないので、これまでの原付ツーリングの経験を最大限活かし、最短・最速ルートでの到達を目指します。
【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~
そのため、午前3時に出発し、明け方に到着した鳥羽からは伊勢湾フェリーで伊良湖へ。名古屋を通過せずに直線的に進みます。
国道1号線も原付の通れる有料バイパス(磐田バイパス・掛川バイパス/通行料金:各20円)はフル活用。どんどん先に進みます。
時間はお金で買う!
原チャリなら安いから、なおさら!
富士山では標高888mの国道469号を走り、裾野・富士遊湯の郷 大野路で露天風呂に日帰り入浴。
あー、極楽極楽。
しかし、出発という時に雨が。
日頃の行いやな。
うぐっ。
だんだん強くなる雨の中、ノンストップで国道246号線(通称:にーよんろく)を一気に川崎市宮前区へ。しかし、R246は原チャリには優しくないですねー。クルマがビュンビュン、雨も重なり、ヒヤヒヤもんでした。そして、なんとかその日のうちに到着という気合いの500kmチャレンジでした。(爆走のため写真を撮る暇もなしでした)
大阪から紀伊半島をぐるっと回って伊勢までの距離が537.4km。京都~川崎が近いとみるか、紀伊半島がかなり大きいとみるか。を感じた旅でした!
【原チャリで行く1】紀伊半島ぐるり春合宿下見Project(その1):そうだ原チャリで行こう。 - かっきぃーの雑記帳
旅のメモ
日時 | 1999.5.3(月) |
車種(メンバー) | JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(かっきぃー) |
走行距離 |
475.0km(Google Mapによる計測) |
走行ルート
城陽→伊賀上野→伊勢→フェリー→浜松→静岡→富士→裾野→厚木→川崎
爆走するのが目的だったので、ネタが少なくてスミマセン。
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【原チャリで行く6】秋の紅葉を楽しむ 嵐山・京都・宇治周遊
秋晴れに旅心をくすぐられ急遽、京都に紅葉を楽しみに行こうという原付ミニツアーを企画。急な呼びかけにもかかわらず4人も参加者が集まりました。いつものメンバー「がんちゃん」。そして初参戦の、「かなちゃん」と「いくちゃん」。
大阪府池田市が出発地点。秋の季節を気持ちよく堪能するため、市街地を避けて大阪を北に抜ける国道423号で亀岡へ。亀岡~嵐山の最短山峡路と呼ばれる愛宕谷川沿いの道を進み、府道50号で保津峡に。このあたりの道は特に自然の中を走っている感が堪能できて、特にGoodです。
原付では距離が長くても山道を走る方が市街地を走るよりもはるかにラクで、しかも気持ちがいいですな。
保津峡あたりの紅葉と開放感も最高でした。
そうそう保津峡あたりでは開放感からがありすぎたのか、がんちゃんと叫びあったりとかしてね。それと、紅葉に見とれすぎたのか、かなちゃんに追突されたりなんかもしたね。たいした速度じゃなかったから何ともなかったけど。
嵐山では渡月橋を渡ったところにあるあらし山 遊月さんで湯豆腐を頂きました。そのあと、今宮神社(北区)へ。隣にある一文字屋和助さんで、あぶり餅を食べつつ、ひと休み。
落ち着いたところで向かう先は、宇治・平等院。京都の紅葉と美味を堪能する日本を楽しむ旅でした。
今週のお題は「紅葉」。今回紹介したのは1997年の紅葉。もう20年も前のことですが、きっと紅葉は変わらずきれいでしょう。京都の紅葉。東京住まいの今となっては貴重な体験です。
旅のメモ
日時 | 1997.11.21(金) |
車種(メンバー) | スーパーDio/HONDA(がんちゃん) スーパーDio/HONDA(かな) JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(いく) JOG APRIO TYPE2/YAMAHA(かっきぃー) |
走行距離 | 134.3km |
走行ルート
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記録を残す贅沢
フィルムカメラからデジタルカメラに
いまでこそ、スマホにカメラが標準搭載され、高画質の写真や動画を気軽にたくさん撮影できることが当たり前になっていますが、私が大学生の20数年前はもっぱらフィルムカメラ。使い捨てのフィルムカメラも全盛でした。
デジタルカメラ - Wikipedia によりますと、日本でデジタルカメラが広く認知されたのは1995年(平成7年)3月発売のカシオ計算機のデジタルカメラ「QV-10」だそうです。撮影可能枚数は96枚で、本体定価が6万5,000円だったそうです。
そんな最新式の機器を貧乏学生が目にすることはなく、使っていたのは、もっぱらフィルムカメラ。ただ、フィルムカメラはフィルム代や現像代がかさむので、現代のようにパシャパシャ気軽に撮れず、24枚撮りフィルムを大事にしていました。
現在、大学生時代の原チャリツーリングの旅の記録を思い出しながら記事にしていますが、断片的な記憶をつなげたり、すっかり忘れていたことを思い出すきっかけに写真は大いに役立ちます。また、こうやってブログに記録を残し、その状況を多くの方に伝えるにも写真は有効です。
今になってみると、お金をかけてでももっと写真に残しておけばよかったなと思います。
それを考えると現代はかなり恵まれていますね。
電話機を常に携帯し、写真も動画もすぐに、たくさん撮影できる。それを仲間だけでなく、世の中に広く簡単に公開できます。この時代しかしらない若い人は、このスペシャルな状況が当たり前なので、ありがたみが感じられにくいかもしれませんが、どしどし写真を撮って、記録に残しておくと、のちのち自分の財産になるので、おススメしたいと思います。
過去のレシートが出てきた!
さきほどは写真で記録を残すお話を書きましたが、もう一つの記録の残し方に過去のレシートを残しておくというやり方もあります。先日、箱の中から過去の旅の際に手にした領収書の山がでてきました。たとえば、、、
これは、「【原チャリで行く5】山陰ひとり旅(1997.7)」[まだ記事化していません]の一連で手に入れたガソリンの領収書。領収書には「場所」「日時」の時間が記録されていますので、これでたどったルートと時間の確認ができます。今回、
というのも出てきました。これはちょうど先日公開した「【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断 - かっきぃーの雑記帳」で走ったルートと重なっていますが、まったく記憶がありません。ただ、レシートがあるのできっと通ったんでしょう。おおよそのルートから考えても、若干遠回りになる程度だったので。あのころはツーリングマップルを片手にできるだけ多く、原付が通行できる有料道路は走っていましたので、きっと合っているのだと思います。
こんな具合に記憶になくても、正しい記録にたどり着けるわけです。
こんなレシートも出てきましたよ。これはおそらく「【原チャリで行く3】大阪発・浜松・箱根旅~3機のマシンが駆ける~(その3):箱根を越えたい! - かっきぃーの雑記帳」の日のものですね。
ちょうど昼前に買っていますから、きっとお昼ご飯でしょう。浜岡砂丘か御前崎灯台あたりで食べたのかもしれません。食べた気がしてきました。
あと、ドリンクはだいたい水を買っていましたね。飲料にはもちろん、ちょっと手を洗いたくなったりしたときや緊急時にも使えるので、応用の効く水を積極的に買っていました。
ペヤングはどうだったかなあ。紀伊半島をぐるっと回った時には固形燃料を買って鍋焼きうどんを食べていましたので、これもまたお湯を温めて(ここでもペットボトル水が使えますね)食べようと思っていたのかもしれません。ただ、このときは固形燃料を買った記憶もないので、さあどうなったのでしょう。謎は残ります。
思った以上にレシート系も記憶をたどるのに有効ですね。旅に出たときのレシートぐらいは取っておいても、面白いかもしれません。
おすすめ
文章化するまでに至らなくても、写真やレシートを取っておくだけでも、よい思い出になると思いますので、これまであまり意識していなかった方は、ぜひお試しいただければと思います。
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【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断(その4):いよいよ旅も終盤。高知へ、そしてフェリー乗船。
南国市を超えて、高知市へ。
ちなみに高知市はかぎやんの実家のある街でもあります。
高知港発大阪南港行きのフェリーの出航は21:20。
まだ、数時間ありますので、かぎやんの案内で、はりまや橋を横目に見ながら走ったり、広末涼子の出身校を見に行ったり、かぎやんの実家の前に行ってみたりと、ちょっと特殊な土佐観光。今回、かぎやんの実家が街中で、意外と都会っ子だったことが判明。
実家の前まで行ったのに寄らないというのが かぎやん流
その後、高知港に向かいフェリーのチケットを無事購入。2等旅客が4610円で、原付(特殊手荷物)が1800円でした。
そして、四国を名残り惜しみながら、再び高知港へ。
大阪高知特急フェリー
原付は自動車と同じ乗り口から乗り込みます。これまでフェリーに乗船した時は、例外なく自動車よりも先に乗りこむことができていたのですが、今回は自動車が先でバイクは最後。
まだか、まだかと、自動車が乗船する姿を見続け、ようやく乗船。
こんな感じで、時間がかかったので、2等のいわゆる雑魚寝席に向かうと、すでに満席。
すべてのお客さんがきちんと隙間を詰めていれば、場所がなくなるということはないのでしょうけど、まったく隙間がありません。ましてや今回は6人。仕方がないので、ラウンジのようなところに行きましたが、ここも溢れてしまった人たちが続々と。なんとか、イスを複数個Getすることができ、レジャーシートも活用しながら、6人分の寝床を確保。
ここで、フェリー乗船前に買った「ほか弁」をいただきます。かぎやんが、牛スタミナ弁当(記憶不確か)を食べながら、
これうまいんだ
って言ったら、「先に言え!」って一斉に突っ込まれていたのも、このラウンジ。
かぎやんの食べ物に関するネタは尽きません。
約9時間10分の船旅を経て、朝6時半頃に大阪南港に到着。
さようなら四国。ただいま本州。
早朝の大阪市内をぬけて、無事に帰宅を遂げるのでした。
おしまい
2日目のルート詳細(小豆島~高知)
【原チャリで行く7】小豆島・讃岐・土佐 四国縦断
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